主治医のN先生、修行僧的な趣の細い先生でしたが、久しぶりにお会いするとますます細くなられているような…



受診といっても内診などもなく、実質的に私からの近況報告。
先生からは
「卵巣がん向けではありますけど、HRD陽性で使える薬が保険収載に向けて動いていますよ」
なんて情報など。
※HRD: 相同組換え修復欠損
BRCA1/2遺伝子変異などにより相同組換え修復(DNAを修復する仕組みの一つ)に異常がある状態のことを、相同組換え修復欠損(HRD)といいます。近年、卵巣がんではHRDが注目されており、HRD陽性の場合、 一部の薬剤 の効果が高くなることが分かっています。
出典:
まあ、一通り膵がんの標準治療をやり終わるまでに、HRDの検査も受けられたらいいな
お話しついでに消化器内科のU先生の宿題にしてもらっている漢方の件、N先生にも聞いてみました。
するとN先生、薬処方するメニューを呼び出して、数日処方する体裁で打ち込んで…
「ああ、これですね。こういう漢方はいいと思いますよ。効くかどうかは個人差ありますけど」
…って、病院のデータベースで薬の効果効能を確認できるんだ!
U先生.知っているんかな?
ちなみに先週、U先生に聞いた十全大補湯と加味帰脾湯に加えて、痺れ対策で処方される牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)についても聞いてみましたが、これはN先生も以前、出したことあるけど、効いた実感がなくて、今は出していないんだそうです。
で、さらについでに聞いてみた。
「11月28日採血の腫瘍マーカーって、結果でていますか?」
「ああ。でてますね…」
画面の数字
CA19-9が3,000ちょい。
その前の採血の数字から1000くらい上っておりました
いや、まあ下がってはないだろうな、とは思ってたけど…
2000台の微増傾向くらいでいてほしかったな…
N先生「…次回の採血で、CA125もオーダーしておきますね…」
そんなこんなで、結局、婦人科と関係ないところでガックリきた日となりました。
