セカンドオピニオン 2軒目行ってみた | 卵巣がん…と、膵がんでした

卵巣がん…と、膵がんでした

乳がんで左乳全摘→ホルモン療法一段落→卵巣がん…だと?
→結局「膵がん」&「卵巣がん」確定で、ダブルキャンサーということに…さらにリ・フラウメニ症候群と診断されました。
属性 アラフィフ 家族は旦那氏+男の子2人のワーキングマザー

イリノテカン遅発性副作用が始まりました…ショック
とりあえずは下痢止め服用。
でも、なんとなく前回よりマシかな…?
アルカリイオン水効果?
いや、まだ油断ならないですけど

以下、記録を兼ねて長いです

本日は、腫瘍内科の先生にセカンドオピニオンを伺いに行きました。
本当は抗がん剤スタート前にお訪ねしたかったのですが、色々あってこのタイミングにニコ

前回のセカンドオピニオンは外科の先生で、メインで伺いたいことは
「手術できますか?」
ということだったのですが、今回は治療をスタートしたこともあり、だいぶ違うことをお尋ねしてきました。


1)腹腔播種について
私:卵巣切除時に播種が見つかったのですが、由来がはっきりしておらず、消化器内科/婦人科の両主治医からもはっきりした対応方針を聞けていません。播種はどう理解したらいいですか?

先生:由来がどちらにせよ、治療は現在の内容でいいと思いますので、播種についてもマーカーやCTで様子をみていけばよいでしょう。


2)卵巣の今後について
私:膵がんの標準治療をはじめましたが、卵巣はこのまま経過観察で妥当でしょうか?

先生:紹介状では卵巣がんは「原発」となっていますが、粘液性の卵巣がんは消化器がん由来のケースも少なくありません。
また粘液性卵巣がんは抗がん剤が効きにくく、消化器がんの抗がん剤を使う試験などが行われたこともあるくらいなので、現状では膵がんの標準治療を行うのがやはり適切と考えます。
膵臓より先に卵巣が悪化するようなら、その時に考えるしかありません。


3)主治医について
私:現在、消化器内科と婦人科それぞれに主治医がいます。
どちらもよい先生なのですが、診療科の壁なのか、治療方針などで微妙な食い違いがあったり、私自身かなり気を遣うときもあります。
かかっている病院には腫瘍内科もあり、消化器内科の主治医からは「紹介します」と言われたものの、予約がとりづらいみたいで、腫瘍内科の先生にはまだお会いできていません。
腫瘍内科につないでもらって窓口を一本化したほうが良いと思われますか?

先生:本来なら腫瘍内科で診るべきなのかもしれませんが、正直なところ消化器内科と婦人科両方に精通した腫瘍内科医というのは、なかなか難しいかもしれません。
今の先生方と相性がよいのであれば、しばらくこのまま、それぞれに診ていただいて治療を続けてはどうですか。


という感じで、またも
現状維持でよし
……というご意見でした。
迷う余地がないですね、本当に。


ちなみに、先日がっかり?したBRCAの件ですが、海外ではBRCA以外の遺伝子変異についても、オラパリブを使う試験が行われているのだそうです。
今回の先生にも「BRCA陰性でも、何か遺伝子的にありそう」と言われましたので、あらためてゲノム医療関係の情報にもアンテナをはっておきたいなと思いました。