叶同館跡

 

 

 

函館市元町の大谷派別院の門の前に掲示板があり その下に大きな自然石があって

「史跡 叶同館之址」と彫ってある

叶同館(きょうどうかん)というのは 明治初年ここにあった外人接待用の公館である

もと、ある外人の居宅だったものを開拓使が買って公館としたもので いわば函館の  “迎賓館” であった

 

明治九年 (一八七六年) 明治天皇ご来函のおり行幸になられ アイヌ五十六人を召されて酒を賜り「鶴の舞」をご覧になられ 開拓使役人が管内の施設を上奏 夕食もおとりになった

 

 また 明治十二年 (一八七九年) 十月二十九日にはイタリアの皇族トーマス・ゼノア殿下が来函されたが 十一月三日叶同館に招待され 駐在の各国領事陪賓で祝宴があった

ところが 翌十二月六日の大火で この舘は焼けてしまった

 

記念碑は昭和十五年に有志が建て 文字は大谷派管長大谷光暢の筆である

 

※北海道新聞社発行 はこだて歴史散歩 から引用しました

※上の白黒写真は はこだて歴史散歩 から拝借しました

※はこだて歴史散歩 昭和57年(1982年)5月25日 初版発行

 

 

 

6月23日の写真です

叶同館跡

 

昔の字体で彫っていますね

✂チョキチョキ トリミング✂ です

 

皇紀二千六百年記念

紀元二千六百年記念行事 昭和十五年です

 

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