亀井勝一郎文学碑です

 

 

函館市宝来町の電停から青柳町へ上がる坂をアサリ坂というが そのアサリ坂を上って右にある

亀井勝一郎は函館が生んだ優れた文学者で 戦後は芸術院会員となり昭和四十一年東京で死んだが この碑は同四十四年にこの一角を小公園として そこに日高産の見事な光太郎石をすえ それに「人生邂逅(かいこう)し 開眼し 瞑目(めいもく)す」という亀井の自筆を彫ったものである

 

市や商工会議所が有志に呼びかけて建てたものだが 刻む語句については 彼の著作中から「天には満月 地には微笑み」「沈黙は言葉の母にして 古典は言葉の父なり」などといった数種が候補に挙げられ ついにこれに決まったものだ

 

「終生 函館弁を使い 如何(いか)なる美食よりも故郷函館の食べ物を好んだと言う」との説明文を別に建てているが 晩年はことさら函館を懐かしんだそうである

 

 

 

※北海道新聞社発行 はこだて歴史散歩 から引用しました

※はこだて歴史散歩 昭和57年(1982年)5月25日 初版発行

※写真は2月28日パシャリとな

 

 

 

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