函館旧師範校舎 夕陽(せきよう)記念館です

 

 

函館市八幡町の北海道教育大学函館分校のキャンパス北側に 古い木造の校舎がある

もとは大学本校舎であったもので 大正三年 (一九一四年) 北海道師範学校発足当時からの建物である

昭和四十三年に正面部分だけを切り離し 現在地に移築して記念館としたものである

教育大学とは 昭和四十一年以降の名称であって それ以前は学芸大学であった

 

その学芸大学も昭和二十四年以降のものであって それ以前は北海道第二師範 さかのぼって函館師範学校であった

それゆえ この校舎は師範学校と呼ばれることが最もふさわしいような歴史を持っている

 

函館師範は明治九年 (一八七六年) の函館小学教科伝習所に始まり その後 幾多の変遷を経ているが 長く変わらなかったのは教育理念であった

師範学校令第一条「師範学校ハ教員トナルヘキモノヲ養成スル所トス 但シ生徒ヲシテ順良 信愛 威重ノ気質ヲ備ヘシムルコトニ注目スヘキモノトス」

善きにつけ悪しきにつけ この校舎はその時代を思わせる

 

 

※北海道新聞社発行 はこだて歴史散歩 から引用しました

※はこだて歴史散歩 昭和57年(1982年)5月25日 初版発行

 

現在の教育大学です

 

学芸大学の門標

 

その門扉

 

北海道師範教育發祥 記念之碑

 

玄関先です

柱が印象的でした お洒落です


写真は2月18日でした

 

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