高橋掬太郎歌碑
函館市宝来町十五ノ三 蓬莱温泉ホテルの前にある
高橋掬太郎は岩手県の生まれだが 根室で新聞記者を勤め 大正十一年 (一九二二年)
函館日日新聞入り社会部長兼学芸部長となった
詩 小説 脚本などにも手を染め 昭和六年「酒は涙か溜息か……」の歌詞をコロムビアに投稿して採用になり 古賀政男のメロディーにのって大ヒットした
彼はついに昭和八年上京して コロムビアレコード専属作詞家となり 昭和四十五年に亡くなるまで 約三千の歌詞を発表した
「啼くな小鳩よ」「並木の雨」「小判鮫の歌」「高原の宿」など 今でも懐かしい歌とされるものが多い
この歌碑は「酒は涙か」の歌を刻み 昭和三十六年に市や商工会議所の世話で建てられたもので 歌詞もまた 銀座通り華やかなりしころ 函館で生まれたものとして記念すべきものだ
※北海道新聞社発行 はこだて歴史散歩 から引用しました
※はこだて歴史散歩 昭和57年(1982年)5月25日 初版発行
※現在この歌碑は護國神社坂の下に設置されています
※写真は1月7日にパシャリとなです
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