もうすぐおわる。

おわってしまう。

 

 

当たり前にずっとあると思っていたもの。

まさかこんな日がくるなんて。

 

 

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一番古い記憶は就学前くらいかな。

マッチとトシちゃんどっちがいい?と母親に聞かれたのが、

たぶん最初にジャニーズ(のアイドル)を知ったきっかけ。

しいて言えばマッチかなくらいの感覚だったけど、

ギンギラギン~とかよりハイティーンブギが好きでよく歌っていた。

(抱きしめてTONIGHTなどで、トシちゃんの魅力を知るのはもう少し後)

小6の冬、出会ったのが少年隊。

仮面舞踏会の衝撃はすさまじく、曲にも歌にもダンスにも強烈に惹かれた。

その後に発売された、バラードのように眠れ、stripe blue、ABC

あたりの曲も大好きで、TIME19というアルバムもよく聴いた。

少年隊に関してはとにかく曲とパフォーマンスが好きだったのだけど、

誰がいいかという話になるときは、なんとなくかっちゃんと答えていた笑。

少年隊がちょっとオトナ路線に舵を切り始めた頃、男闘呼組がデビュー。

移り気だった少女の興味はそちらにうつる。

最初はやはり楽曲の良さと歌のうまさから入ったのだが、

歌番組で泣いた成田くんに惚れてどっぷりハマる。

男闘呼組は、ロックやバンドに興味を持つきっかけでもあった。

ドル誌を初めて買ったのもこの頃で、

デビュー前のSMAPが載っていたのを覚えている。

その後、飽きっぽい少女の興味はバンドブームの方に流れ、

ここで自分的ジャニーズ第一期は終わった。

 

90年代は今でいうお茶の間ファンとしてのSMAP推し。

(一度だけドームのコンサートに行った)

夢モリでアイドルらしからぬことをいろいろやってるのが意外で面白くて、

その後、長くテレビ離れしていた時代もスマスマだけは見ていた。

曲のバリエーションも豊富で、好きな曲もたくさん。

キムタクは一世を風靡するレベルの圧倒的なカリスマがあったし、

中居君のトーク力、吾郎ちゃんの美しさ、慎吾ちゃんのセンス、

草薙君の演技力など、スーパーアイドルグループだと思っていた。

Kinkiも似たような感じでお茶の間ファン。

V6、TOKIO、嵐は、全員の名前と顔、代表曲はわかるくらいの認識度だった。

 

2000年以降にデビューしたグループについてはほとんどわからず。

名前だけ知っている、センターの子はわかる、

デビュー曲は聞いたことある、という感じだった。

そもそもこの時期は、ジャニーズというか

日本の芸能界にあまり興味がなかった。

 

2018年、キンプリデビュー。

ジャニーズから久しぶりのデビューで、全員タイプの違うイケメン、

キラキラ王子様コンセプトがとても印象的だった。

たまたま見た花晴れをきっかけにグループにも興味を持つようになり、

ジャニーズ第二期がはじまった。

が、いい大人になっていたこともあり、キラキラコンセプトへの

抵抗感がどうしても拭えず、拗らせながら推す日々。

そんな中、2020年トラジャと出会い、即沼落ち。今に至る。

(キンプリとトラジャに関してはブログでさんざん書いてきてるので略)

 

 

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思い返せば、私は顔でジャニーズアイドルを好きになったことがない。

もちろんカッコいいと感じ、ときめくことは多々あったけど、

楽曲や歌、ダンスなどのパフォーマンスが好みかどうかが

いつも何より一番大きかった。

「ジャニーズのエンタメ」という言葉が意味するものは、

人によって多少違ってくると思う。

テレビだけ見ていた人、舞台を見た人、ライブを見た人、

時代や推している対象にもよるだろう。

私の場合、ジャニーズのエンタメのベースはやっぱり少年隊で、

実際に舞台やライブを見たことはないけど、

テレビで一曲だけパフォーマンスしているときも、

劇場のような格式と質の高さがあったように思う。

トラジャに出会って、舞台班という言葉を知り、

自分が好きなジャニーズの核は舞台にあるんだなということもわかった。

そんな私が、プレゾンのために生まれたグループである

トラジャに落ちたのも当然と言える。

ジャニーズの名前がなくなっても、

彼らの細胞レベルで叩き込まれているイズムを感じ取る自信はあるので、

この先も堂々と自分たちの選んだ道を進んでいってほしい。

 

 

もうひとつ、自分にとって大きなジャニーズの魅力はファミリー感。

トラジャのことをかわいがってくれる先輩たちの存在や、

ジュニア時代を一緒に過ごした仲間たちとの仲の良さを知り、

ジャニーズの縦横の関係性ってすごく素敵だなと思った。

これからは今までと同じようにはいかないかもしれないけど、

ある意味、絆が強くなるような気もしているので、

何らかの形でそういう姿をみせていってくれたらいいな。

 

 

 

いろんなものを失って

痛みを受け止めて

それでもジャニーズを愛する人たちが

幸せになれるように

 

 

 

これからも応援していくよ。

 

がんばろうね。