膨大な時間をかけて準備、練習してきたライブが終わった。
ものすごいエネルギーをつぎこんできたので、
終わったら腑抜けるかなと思ったが、
意外に疲労感も脱力感もほとんどない。
たぶん、あの場にいた人たちから
私たちもたくさんのエネルギーをもらったのだと思う。
この企画は、何か楽しいことがしたいという思いつきから始まった。
そして楽しいことって何だろうと考え抜いた結果、
たどりついた答えが「歌と踊りがあり」「仲間と時間をかけて作る」ライブだった。
それも、素人のアフィシオンで勝負しようという無謀なもの。
できるかどうかより、やってみたいが基準。
内容盛りだくさんだし、やることも多くて大変だったけれど、
より良くするための努力を全員がギリギリまで惜しまずにいてくれた。
当日はいろんなミラクルが起こった。
誰かに写真頼めばよかったねと話していたら突然撮りましょうかという人が現れたり、
ぜひ来てほしいけど来られないと思っていた人がふらっとやって来たり、
決してMCが得意ではないギタリストの目の前の席に、
たまたま仲のいい友達が座ったため、リラックスしてトークがノリノリになったり、
思いがけずお客さんを喜ばせる裏ハプニングが起こったり。
個人的にはそれぞれ失敗やら反省やら後悔やらあったけれど、
全体としては練習の成果が出せたかなと思う。
とにかく最初から最後まで会場全体が明るい雰囲気に包まれていて、
目指していた「舞台と客席の距離感がない」ライブその通りになった。
あの場に集まってくれた人たちが、私たちの投げたボール(ときどき暴投あり)を
いつもいいところに返してくれたので、終始気持ちよくキャッチボールできたのだと思う。
第2弾をとの声もおかげさまでたくさんいただいていて本当にありがたい。
ただ、1回目が好評だった分、2回目はハードルが上がるし、
体当たりで挑んだ1回目とはまた違う覚悟が必要なので、
そこはまたゆっくり考えるとして。
とりあえず・・・部屋片づけよう(笑)