お互いに未知の七人の男たちが集まり、盗賊団を結成する。
七人とも戦闘服で身を固め、顎鬚とサングラスで素顔もわからない。
彼らはある町に侵入する。北米のどこかの、青い空と黄色い日差しの下にある乾いた小さな町である。男たちは夜を待って送電施設を破壊、町全体をブラックアウトに陥れる。
男たちは、すべての機能が麻痺して闇に閉ざされた町の銀行から現金を盗み出し、リーダー格の男が用意した自家用機で町から脱出しようとするが、一人が警官に足を撃たれて路上に倒れる。その周囲に町の人々が集まってくる。倒れた男の上に町の人々の影が落ちる。すでに夜は明けて、日は高い。
プロペラ機で町を脱出した六人の男たちは、一人、また一人と落下傘で地上に降下し、行方をくらます。着地し、草むらに隠れてシェーバーで髭を剃り、戦闘服を平服に着替え、現金の入ったバッグを背追って歩き去る。
捕縛された男は警察の監視の下、病院に収容される。病室で監視役の警官とともにテレビを見る男。テレビでは子供番組が放映されている。
子供たちの人気者の道化師は、しばらく番組を留守にしていた。久しぶりに帰還した道化師に、子供たちが喜んで群がり寄る。
子供の一人を抱き上げて微笑む道化師の顔が正面から映し出される。道化師は盗賊団のリーダーだった。男は呆気にとられて画面を見つめ、それからベッドの上で狂ったように笑い転げる。
そんなストーリーのテレビ映画を十代のころに観た。足を撃たれた男を演じたのは、リック・ジェイソンだった。