「小さいおうち」「群盗」 | スタッフAの、アノマリーな日々

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アノマリーデザインの陰のスタッフ「A」が、日々思うことやお仕事のことなどを、
映画レビューとともにテキト~に書いていきますよ♪

お久しブリーフ。Aですニコニコ


10月になっちゃってました…びっくりです。いや、とぼけてるわけじゃあないっすよあせる


色々なことがあり過ぎましてですね…なんかもう、月日経つのが早い。


老いたのかしらん叫び


お仕事もたくさん頂いており、感謝感謝ですラブラブ


着実に進めておりますのでこれからもよろしくお願いいたしますニコニコ




さてさて…


色々観ておりました映画のレビューですが、ちょいちょい行きますよー。




小さいおうち」(2013)


昭和なおうちで繰り広げられる、ちょいドロ人間ドラマ。


とはいえ昼ドラみたいな感じとは違っていて、じわじわ感がいいですねニコニコ


ナチュラルな雰囲気の松さんですがフニャ男(吉岡)を翻弄する奥様・時子役という事もあり、


とても美しかったです。すっとぼけた感じやたまに苛立つ感じとか、演技もいいキラキラ


主人公・お手伝いさんタキ(華さん)の演技もいい。従順だけど真っ直ぐで芯が強い感じ…。




タキもフニャ男が好きだったと思うんですが、それ以上に時子のことを想っていた気が。


蛍(役名違うけど中嶋さんね)に相談しながら時子の想いを確信したタキは感情的だったし、


フニャ男の魅力はあまり描かれてない。同じ田舎出身者、ってくらい。


いいお兄ちゃん、って感じでの位置付けだったんじゃないかなぁ。


(おいらがそう感じるだけ?フニャ男の魅力がイマイチ分からなかった)


思い返せば、奥様の描写ばかりだったと思う。脚マッサージとか目




「わざと手紙を渡さなかった」という事実から分かるのは、家族崩壊を危惧したから、


という気遣い…だけではなさそう。


それもありつつ、そこは、時子を「本気の相手」には渡したくないという、


タキの嫉妬心が出ちゃったんじゃないかなーあせる


んで、タキが後悔してるのは、時子にとっての幸せを自分が奪ってしまった、


という思いからなんじゃないかな。最後まで隠してたし。


あんな風に亡くなると分かっていたら、時子にとっての幸せの時間をタキは優先してたはず。


それ程時子を愛してたんだよねしょぼん




色々勝手に考察したくなるような、こういう映画。嫌いじゃないよ、うむ。


タキにはもっと秘密がありそうだし、独身を貫いた事には奥様への想いと関係がありそう。


戦争がなかったら…タキはずっと時子のそばでお手伝いさんをしてたのかも。


うーん、どちらにしても切ないな。あくまでおいらの見解ですが。


フニャ男と時子の関係を決定付けた「着物の帯」のシーン。あれにはドッキリしましたよね。


女の人が観れば特に分かると思うんですけど、女はやっぱしたたかだなぁ、って感じです。


全体的にこじんまりしてますが丁寧に作られている感じがあり、なかなか面白い作品でしたニコニコ






群盗」(2014)


「悪いやつら」の監督とハ・ジョンウがまたまたタッグ…これを観ないわけがない。


うーん…思ってたより面白かったです。2回観ちゃいましたチョキ


朝鮮王朝末期の西部劇風アクション?!って感じですが、違和感なし。


ジョンウやマ・ドンソクの年齢設定に違和感あり!ww叫び


(あんな10代はいない!けど監督曰く「昔の朝鮮人が老けていた」らしい…)




盗賊団が悪政に立ち向かう!アクションあり笑いあり、目の保養あり、充実してまっせ。


以下、ポインツです。




悪役は…カン・ドンウォン。残虐で武術がハンパないチョ・ユンを演じてます。


うっとり見とれる美しさ。…生き残ってほしい。って、コラ。


普段はいい人そうだし、自然体で透明感あるカンちゃん(カンちゃん?!)。


悪役なのが気の毒なくらいでしたが、哀愁もあって…ハマってましたねーー。


韓流ブームにのらなかったおいらでもおすすめできる、美しさNo.1な俳優さんかとキラキラ


ロン毛が女子より似合ってるえっ




盗賊団のマ・ドンソク。登場シーンをお見逃しなく!肩書き…「大怪力」だっけ?w


死んだ目・すわった目で彼に勝てる者はいないのでは?


そのくせ温かみも感じさせるのがマドンなのや~!音譜




トルムチ(ジョンウ)が殴りこみに来るシーンとかワクワクしていいけど、おいらとしては、


「哀しき獣」「チェイサー」「素晴らしい一日」とかのジョンウの方がやっぱりいい。


なんというか…捨てられた子犬みたいな…そんな役が凄く合う俳優さんだと思う。


とはいえ本作ではムッチリオケツも披露するので、ファンはお見逃しなく音譜(なんのこっちゃ)




テギ(ジヌン)が涙ぐむシーンは思わずつられてジーンときちゃったなぁ。


あいつ、きれいな瞳しとるなぁ。いい俳優さんですね。改めて思いましたキラキラ




ぴんから…いや、ソンギュン。毎度、気になる俳優さんですな。悪役でも憎めない。


本作では百姓の中にいた!と思ったら、あんな美味しい役に…。


なんやかんやで目立っちゃってるではないか叫び


彼のファンなら「サスペクト」「悪いやつら」「隣人」は必見でっせ~~。是非。




敵を倒すラストシーンは悲しくもある。


赤ちゃんを心配した瞬間、それだけが彼の隙だった。


家族が普通にいたら、きっと違う道があっただろうに…カンちゃん、いやチョ・ユン。




韓国映画ならではの容赦なく迫力あるシーンが多くシリアスな感じもあるのに、


コメディ的なシーンも多いからだろうか…真面目なナレーションにはちょっと違和感があせる


この辺のバランスの悪さも、韓国映画ならでは?


とりあえず楽しめました。満足ですニコニコ






…というわけで、以上です。


寒くなってきてますので、みなさま風邪にご注意をショック!


ではまた次回にかたつむりかたつむり