おはようございます。サイドバーの「最近のコメント」が長めに表示されるようになりましたね。だけどここをクリックしたらそのポイントへダイレクトに飛んでくれるわけでもなく、ただ該当記事のてっぺんへ行くだけみたいです。もうちょっとがんばってくれ、アメブロ。
 ちなみにこのサイドバーって、やっぱりPCからしか見れんの? スマホからは見れんの?
 

 さて本日のツイッターハイライトは2020年4月より。前回(2020年3月編)に引き続き、世はコロナ煽りの真っ只中。未知のウイルスをみんなで怖がりなさいと、国もマスコミも煽りに煽りまくります。まるで口裂け女がやってくるみたいなイベントを、国も国民も一体となって参加。しかも参加しない者には厳しいペナルティが与えられる異常事態へ。
 本当の恐怖はウイルスなんじゃなくて、人による相互監視であり同調圧力だったのに、多くの国民はろくに調べもしないので本気でウイルスを怖れ、村八分にされたくない者はとりあえず多数派に属して保身に走ります。これで日本人の底の浅さが完全に露呈してしまいました。「ぜいたくは敵だ」「欲しがりません勝つまでは」の時代を、この期におよんでふたたび繰り返したのですから。

 


 当時の主な出来事を振り返ってみましょうか。

 

【1日】安倍晋三首相は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、全国5000万超の全世帯に布マスクを2枚ずつ配布する方針を明らかにした。
【3日】厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染者のうち無症状・軽症者を自宅やホテルなどで療養させる体制の準備を進めるよう、都道府県などに通知したと発表した。
【7日】安倍総理大臣は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言を発令。
【10日】新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受け、東京都の小池百合子知事は休業要請の詳細を発表。ナイトクラブやカラオケボックスなど幅広い業種に、休業や営業時間の短縮を求めた。
【16日】安倍晋三首相は緊急事態宣言の対象地域を5月6日まで全都道府県に拡大。また、補正予算案から収入減少世帯への30万円給付を外し、公明党が求めていた国民一律10万円給付への組み替えを決めた。
【18日】国内で確認された新型コロナウイルス感染者が、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を除き累計で1万人を超えた。
【23日】政府は4月の月例経済報告で、3月の基調判断を下方修正し、景気は「急速に悪化しており、極めて厳しい状況にある」とした。
【30日】安倍首相は緊急事態宣言について、記者団に「5月7日から、かつての日常に戻ることは困難と考える。ある程度の持久戦は覚悟しなければならない」と述べた。

 

 ほかでも、志村けんさんに続き岡江久美子さんもコロナ感染したうえで死亡したとされる報道があったのもこの月。馴染みあるタレントさんらによる突然の訃報は国民をパニックに陥れるにはじゅうぶんすぎるほどの威力がありました。いまとなってはうまく利用されただけだったのだが、それに気づくまでには少々の時間を費やすことになりました。
 ちなみに最初の緊急事態宣言が発令された4月7日の東京の新規感染者数は87人。この時期、国民の多くは口裂け女・・・じゃなくて感染の恐怖に怯え、街は閑散として静まりかえり、通勤電車もガラガラだった。

 

 

 いっぽうでこの年4月の死亡者数を見ると、前年同月(2019年4月)と大きな差はありませんでした。さらに1月から4月までの死亡者数にしぼると、前年同期から2.1%減だったのです。

 

 

 ――そんな時期に流したツイートをここへ掲載いたします。

 

『アイアンキング』第12話のサブタイトルより

 

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 とにかく未知のウイルスに恐怖するあまり、ワクチンの到来を心待ちにしていた国民。というか、そういう心理状態へ誘導されていたと言うほうが正しいだろうか。結果、多くの国民は「この事態を回避するにはワクチンしか手段はないんだ」と思ってしまうことになるのですから。予防接種
 店頭からはマスクやティッシュ・トイレットペーパーなどの類いが品切れを起こす。知人のなかには「うんこを我慢してます」って人までいた。うんち
 しかしそんななかでも、この事態を冷静に見ることができる方もいて、狂気に走る世の中を皮肉るようなツイートもチラホラと見られます。とくに虚構新聞の記事は、いかにもステレオタイプな感染対策を煽る文言を並べておいて、最後に大オチを出してくるあたり、流石だと思いますね。
 そしてやっぱりターザン山本さんはすごいね。
「これまで通用して来たものが全て通用しなくなった」と、この事態を心から面白がっていた。

 あと、カラパイアのスペイン風邪の記事。100年前に起こった大規模なパンデミックと、そのときの感染対策のために作られたポスターの紹介をしたものでした。「あのときはこんなものがありました」という意味では参考になる。しかし、残念ながらこのサイトは本当の意味でスペイン風邪の教訓を理解しているとは言い難い。ほかの記事を見てても、ワクチン接種やマスクの着用は正しくて、これに応じない人を「陰謀論者」「非科学」と断じる論調になってるものがいくつもあり、どうやらここの管理人は論文信仰が強めな人なんだろうなという印象。だからその前に挙げた
「外出制限を守らない違反者は~」についても、一見しておもしろ記事のように映るものの、本当はファシズムによる嘲笑的意味合いがあったのだろうと思われる。
 だけどここのサイトで紹介されるサイエンス部門の記事には正直、眉唾モノな記事のほうが多い。論文で発表されたものを紹介するのが好きなようだが、それらが実際にどれだけ具現化されたのかを考えるとかなり疑問に感じられる記事は過去に数えきれないくらい。
そういうところなんだと割り切って楽しむぶんにはいいのかもしれないが、分断を煽りかねない記事が目に余って目立つようになってきたため、いまでは嫌いなサイトになっている。もともとは好きだったのに。
 ちなみに私がここ数年で感じてるのは、なにかにつけて論文を持ち出してくる専門家ほど信用できないということで。酷いのになると「論文が正しくて現実に起こっていることが間違っている」とでも言いたいのかと思うような人までいる。
 ・・・まぁこれについてはそのうち書くこともあろうかと思うので今回は控えておきましょう。

 で。この当時は「いまだけの辛抱だ」「もうちょっとですよー」と、高をくくった人たちが多くいたように感じられました。だけどそれに関しては私は楽観視していませんでした。ウイルスは変異するだろうし、仮に有効なワクチンができてもそのたびに新しいのを作り直さないとならなくなるだろうことはもう知ってましたので。    
 そもそもコロナウイルスが一時的なもので終わるとは思えませんでしたのでね。
 なにより、過去にあった歴史をすっかり忘れ、またおんなじことを繰り返す日本人に、激しい嫌悪感を抱くことになるんですから。楽観視どころか絶望ですよ、日本人に。だからやっぱりいちばん問題なのは、コロナウイルスじゃなくて「人」だったんですよね。

 

 

 あと、この時期、政府の大規模イベント中止要請で試合を開催できなくなったため、主なプロレス団体の代表選手らが集結し、休業補償などを政府に要請するという動きがあった。これについてもターザン山本さんのご指摘どおり。
 客を怒らせ世間を挑発してなんぼのプロレスラーが、国に助けを求めてどうする。それもマスク姿で。いま見ても情けないぞと思う。そういうのはプロレスラーにやらせるのではなく、各団体の職員が行くべきではなかったか。
 せめてマスクは不織布マスクじゃなくて、プロレス流の覆面にするべきだったね。