働き方改革の一環として職場環境の改善が著しい昨今、指導者の在り方が問題提起されることが多くなりました。
ネット上ではときどき「理想の上司に相応しいとされる人物は誰か?」という旨の記事を見かけます。
理想の上司とは、「この人の下でなら喜んで働ける!」もしくは「こんな人が職場の上司だったらなぁ・・・」と思わせる上司・上官のことを指します。
理想の上司の条件を具体的に挙げると以下のようになるそうです。
・思わずついて行きたくなるようなカリスマ性がある人。
・優しくて心が広い部下思いな人。
・先々を読む賢さと、ときに大胆なほどの決断力を兼ね備えた頼りになる人。
・常に高い目標を意識し、現状に甘えず粘り強く精進し続ける人。
・部下の才能を発掘し、活躍の場をみつけて配置できる確かな「眼」を持つ人。
・大局で自分が責めを負うことも辞さず、口にした言葉に言い訳をしない責任をまっとうする人。
・相手の気持ちを思いやり、親身になって接してくれる人。
・・・など。これらの条件にひとつでも当てはまれば、その人物は理想の上司とされる資格を有するものと考えられています。
部下にホウレンソウを求める上司はヤバい 本当は上司を戒めるための言葉 #POL #報告 #連絡 #相談https://t.co/HQKSgvu1MV
— 全温度チアー・オーケストラ☣920701 (@_30776506271) March 23, 2021
「叱る」「怒る」時は、絶対に自信のない人を叱ったり怒ったりしないことである。親子でも、上司部下でも、どういう関係であっても、上の立場の人間が自信を失っている人を責めても得るものは何一つない。更に委縮して更に自信を失うだけ。叱られ方や怒られ方で人生や性格が変わってしまう事は多い。
— 小池一夫 (@koikekazuo) November 14, 2016
以前同じ職場で「使えねーな」と思っていた部下が、しばらく見ないうちに、見違えるように変わっていたとき、安易に「アイツは変わった」とか思わないほうがいいですよ。あなたのせいで、萎縮していた可能性が高いです。
— はいらーある (@hokuman_hailaer) January 24, 2018
友人(♀)の旦那が「嫁がインフルエンザにかかったので早退します」と申請したら上司から「お前の代わりはいくらでもいるんだぞ」と返答されたのに憤慨し「俺の嫁の代わりはいねえんだバカヤロウ」と怒声をあげて、「俺たぶん会社クビになるわ」と言って帰ってきたが処分されたのは上司の方だった。
— らくしゃさ@電磁式ドクペ (@Rakshasa_JP) March 22, 2018
これは声を大にして言いたいんだけど、部下が報告をくれないというリーダーは「報告を受ける側」としての自分の資質を疑った方がいい。
— Onihito-Devil@ADHDPhD (@B_violaceum) February 15, 2018
よしんば報告をしっかり上げている部下でも、正直にしゃべるのが嫌になり問題をはぐらかしたり無かったことにし始めかねない。叱るとか褒めるとか別にして、報告した人に理不尽な思い・嫌な思いをさせない、というのが良いリーダーの条件だと思うのだけど。
— Onihito-Devil@ADHDPhD (@B_violaceum) February 15, 2018
どこの職場でも、「気が利かない」「察して動けない」と文句を言ってる上司や同僚は、たいがい「指示が明確ではない」「どこまで自分の裁量でやればよくて、どこから指示を仰げばわからない」という言葉の発し方をしているし「ありがとう」とは言わずにいるでしょう。
— 伊藤 剛 (@GoITO) January 9, 2019
ミスして上司と客に謝りに行った帰りの会話 「迷惑かけてすいません」 「どうして俺たち役職の給料が君達より多いか知ってるか?」 「仕事が多いからですか?」 「そうだ、その中には君達のカバーも含まれる。だからミスなんか恐れるな。俺を給料泥棒にするな」だって。惚れてまうやろ
— めいさん。フォロバ10割 (@meimeimeeei10) December 26, 2019
アメリカでは「人前で怒鳴る」これは最悪の行為。知人だろうが、子供だろうが、絶対にだめ。特に、職場で部下を人前で怒鳴った場合「感情をコントロールできない人」というレッテルを張られ、キャリアが終わる。叱るなら、個室で1対1で。社会の感情コントロールができないと負け。日本での光景は異常
— キンタロー🇺🇸LA駐在エンジニア🌐 (@Tapsloveen) June 7, 2020
そこで本日は独自で調査してみようと思います。とても魅力的な「理想の上司」候補を集めてみました。
以下の20名のなかから、あなたが求める上司を選んでください。なんと、今回は選び放題です。欲張りな方は何人チョイスしてもいいですよー。 \(^○^)/
----------------キリトリ線----------------
❶鈴木啓示
近鉄バファローズの元監督。投手出身であり、通算317勝は日本プロ野球歴代4位。また、通算被本塁打と通算無四球の日本記録保持者である。
「草魂人生」を持論とする、不屈の雑草魂の持ち主。若手には「ワシの場合は~」と、自身の体験にもとづいた確かな理論で親身になって指導する。その結果、野茂英雄をメジャーリーガーに育て上げることに成功。
彼の唱える「投げたらアカン」は若者たちの間で流行語となった。
❷ゴリ
IQが300もある宇宙猿人。
ガイシテス太陽系・第5惑星Eから追放されて地球へたどり着いたが、美しい地球を公害によって汚染し続ける人類の身勝手さに激怒。誰よりも地球を愛する心を持つ。
腹心のラーとはしばしば漫才さながらな揉めごとを起こしていたが、ラーがスペクトルマンの攻撃により倒されると、その死を悼んで自らも命を断つほどの深い主従関係で結ばれていた。
❸三蔵法師
ゴリラ顔に左右非対称のぶ厚い下唇がトレードマーク。
仕事のギャラ配分は6:1:1:1:1。6が三蔵。そのためメンバーとの衝突も多かった。ただし諸経費等は彼のギャラからほぼすべて出していたため、実際の取り分は他のメンバーよりもわずかに多いに過ぎなかったのである。
多くの憎愛を一手に引き受ける上司であった。
❹渡邉美樹
日本に実在する宗教団体「WATAMI」の創始者。この団体へ入れば月に実働300時間を超える過酷な修行を体験でき、とても精神を鍛えることができるとのことで定評がある。
「無理を1週間続ければ無理じゃなくなる」「人間、何も食わなくても『夢』を食べれば生きていける」「24時間365日死ぬまで働け」・・・などの理念が尊い。
❺長州力
独特の言いまわしなうえ活舌が悪く、しかも気が短い。ゆえに後輩には意図が理解できぬことが茶飯事であった。
ところが超体育会系気質なため、後輩は意味がわからなくても容易には聞き返せない。このため生真面目な性格だった西村修が心労を患いガンになったとされるが、これを機におとなしかった西村は自己主張する青年へと生まれ変わり、しまいには区議会議員へと昇り詰めるまでになった。
長州はこうなることを計算ずくでやっていたのである。本当は後輩想いの人。
❻等々力大志
一般に「等々力警部」と呼ばれ親しまれる。粉薬を愛用しているが、飲み方がヘタ。でもそこがチャーミングと評判でもある。
金田一耕助と同行しつつ数々の難事件を解決に導いた有能者である。なかでも犯人を早急に特定する能力に長けており、その際に発する「よし、わかった! 犯人は○○だ」の台詞がステキすぎて多くのファンが真似をするほど。
❼豊田真由子
2012年に国会議員となったが、その5年後、議員の枠には収まりきらない多方面にわたる才能を有していることが知られるようになった。
彼女は当初、自民党所属の議員として地道な活動を続けていた。しかし彼女のもとで働いていた有能な秘書が、その多彩な能力をこのまま埋もれさせておくのはもったいないと考え、週刊新潮に彼女の音声データを提供。2017年6月の発売号にて、その多彩な能力が報じられるとたちまち国民的な人気を獲得するに至ったのである。
とりわけ得意としているのは、カミナリをも凌駕する激しいツッコミ芸である。
❽足利義満
室町幕府第3代将軍。その人望は薄かったようだが、蜷川新右衛門なる雑用係など、一部の部下とはウマが合った。
いっぽうで一休宗純なる小坊主相手にムキになり、ぶちのめしてやろうと屏風の虎と戦わせたり橋を渡るのを禁止したりと、さまざまなトラップを用意して楽しむお茶目な面がある。だがすぐにトンチで撃破され、室町幕府の政情を大きく脅かされそうになったことも。
“どちて坊や”と名乗る幼児を手討ちにしようとしたこともあるが、子ども相手にムキになれる姿がカワイイと、一部ギャルのあいだでは高い支持を獲得している。
❾富井富雄
一般に「富井副部長」と呼ばれる東西新聞社の文化部副部長。
ふだんは上司にはゴマをすり部下をイビるという典型的な中間管理職キャラを演じているが、酒が入ると本領発揮。局長や社主にも堂々と絡み、クビになることも辞さぬ度胸のよさを誇る。
せっかくのいい雰囲気をつまらぬ悪い冗談で場を冷かすことがあるが、それもこれもサービス精神の旺盛さゆえなのである。デリカシー? なにそれ。
❿ジャニー喜多川
堅苦しい敬語を嫌い、部下たちからは「ジャニーさん」と呼ばれ親しまれた。ジャニオタ教を広めたことにより腐女子の人口を増やし、同時にモーホーへ偏見を持つ人を減らすことに多大なる貢献をしたことで知られる。
ある者が彼にまつわる何らかの思い出をこと細かに綴った本を出版する際、つい嬉しさのあまり店へ出まわる前に買い占めてしまったことがある。その結果、誰も読んだ者はいないのにベストセラーになってしまうという珍事が起こった。太っ腹だから。
⓫内田正人
ザ・キング・トーンズの元リーダー。プロフィール上では 2019年2月に死去したことになっているが、その前年に騒動となった“日大劇場”にて、ひそかに日本大学のアメリカンフットボール指導者をしていたことが発覚。よって、まだ存命である。
日大劇場こと日本大学フェニックス反則タックル問題において「スポーツマンシップにもとる」とされ、全国から満場一致の大バッシングを浴びた。しかしあれは「相手の弱点を突け」「敵に背中を見せてはならない」という、勝負に生きる者としては当然の行為をやったまでのことである。たまたま時代に合わなかった点が不運であった。
しかし新日本プロレスの矢野通は日大出身者であり、自らもプロレスの試合で“日大タックル”を採り入れた。孤立した内田にとっては矢野は、日大精神を受け継ぐよき理解者であるといえよう。
⓬へドリアン女王
ベーダー一族の指導者。悪役でありながらスーパー戦隊シリーズで唯一、2作品に跨って登場した偉大なる女ボス。
手下にあたるベーダー怪物には我が子のように接し、それがデンジマンに倒された際には慈しんだり労わったりするなど、ヘドラー将軍をはじめとする幹部たちからは非常に慕われる上司であった。
喜怒哀楽がわかりやすいのも、チャームポイントとして挙げられる。
⓭ルチ将軍
アクタ共和国の軍人政治家で同国の支配者。知能指数はゴリをも上回る1300。正面顔よりも横顔のほうがこれほど有名なのは、ルチ将軍か正岡子規くらいであろう。好物は「アクタラジュース」。
「ルチ将軍に投票したい者は投票しなくていい」「無投票はルチ将軍に投票したとみなす」「ルチ将軍以外に投票する者は投票箱を自分で用意すること」「ただしそんなことをしたら死刑」といった選挙4原則が少々ひっかかるが、ちゃんと選挙で選ばれた指導者なのである。
⓮佐々木健介
先輩・長州力の猛烈なシゴキを耐え抜いた男。後に、その長州をもしのぐ厳しいコーチとなる。とにかく強靭な精神力を養うには、もってこいな指導者である。
長州率いるWJプロレスにも参戦していたが、団体が崩壊した際、当時の史上最年少プロレスラーであった中嶋勝彦が佐々木を頼って居候。「健介ファミリー」と呼ばれるアットホームな環境下、中嶋以外にも宮原健斗、マサ北宮らを育て上げた。とくに西川潤からは強く慕われている。
バラエティ番組への出演も多く、その笑顔からもわかるように「優しそう」「頼りになりそう」「守ってくれそう」・・・と、若い女性からの支持率が高い。実際、内情を知る者からも「長州や前田はまだしも、健介の場合は●●●●だろ」と、称賛の声が挙がるほど優しくて便りになって守ってくれる。
⓯岡本昭彦
吉本興業ホールディングス株式会社代表取締役社長。愛称は「おかもっちゃん」。過去には多くの大物タレントのマネージャーを務め、高視聴率かつ長寿番組のプロデューサーも務めてきた実績がある。
ダウンタウンのマネージャー時代にはバラエティ番組にブリーフ姿で猫を抱いた奇妙な格好で出演し、逆バンジー企画に挑むなど芸人顔負けなキャラクターを発揮することも。
このことから、自身もユーモア好きであることが窺える。ただ、場を和ませようとして思いついた渾身のギャグ「おまえらテープ回してないやろな」については世間から「面白くない」と酷評され、大バッシングを浴びることに。ちょっぴり不運な社長さんであった。
⓰ドクロベエ
ドロンボー一味の首領的な存在で、姿は見せずブロッケン伯爵みたいな声で指令を出す。が、大抵の情報はガセであった。
あまり語られないことだが、彼は平等主義者だ。部下のなかでもドロンジョのことをとくにお気に入りとするフシがあるのだが、お仕置きの際にはそのドロンジョをも容赦しない。
また、一味が失敗すれば(たとえ自身が発信した誤報が原因でも)厳しいお仕置きを課すが、たまに成功したとしても無理やりな理由でお仕置きを実行する。このことからも「平等」にかけては徹底していることが窺える。阪神ファン。
⓱サタンの足の爪
スパルタ学園の学園長を務めており、姪の証言によれば“栄光ある佐丹一族”の一員とのこと。
けっこう仮面の出現によって進学率が低下したため思い悩んでいて、なんとかしてこれを撃退せんと日々奮闘。部下を使ってさまざまな作戦を試みる。
その戦いは一見して厳しそうに映るが、よく見ると部下たちの顔は楽しそうである。
⓲湯木佐知子
高級料亭「船場吉兆」最後の社長。
とかく部下にとっては上司の指示がハッキリしないと困るものである。そこへいくと彼女の場合、とても大きな声で、とてもとても明確に伝えてくれる。その様は第三者から見てもわかりやすいと評判になるほどであった。
ただ、あれだけわかりやすいにもかかわらず世間からは「腹話術みたいだ」と言われ、あろうことか“ささやき女将”との異名を与えられたことについては彼女にとって不本意であると憤慨しているとかいないとか。
⓳ニコチャン大王
ニコチャン星からやってきた宇宙海賊であり、多くの惑星を植民星として支配してきた実績を持つ。なぜか名古屋弁を話す。
その勢いで地球も征服しようとしたのだが、捕獲したのが則巻ガジラだったため宇宙船を食べられてしまい侵略どころか帰ることさえできなくなってしまった。宇宙船を買うため、家来とともに「汲み取り屋」「ちり紙交換」「手乗り文鳥の販売」「たこやきいも屋」・・・などのアルバイトを始める。涙ぐましい苦労体験を積むことに。
その後、則巻千兵衛らのはからいで得た試作宇宙船でやっとニコチャン星に帰還。留守中にニコチャン星を支配していたコマッタチャンを則巻アラレに退治してもらったことで心をあらため、宇宙海賊から足を洗うことに。かつて帝国主義的外交政策だった同星は、農耕文化が主の平和で温厚な社会を築いている。
⓴ターザン山本
映写技師を経て新大阪新聞社に入社、週刊ファイトのプロレス担当記者を務める。ベースボール・マガジン社へ移籍後は週刊プロレスの編集長に就任、業界へ数々の功罪を投下しまくる。
彼の哲学は「採用とは部下ではなく、自分のベストパートナーを見つけること」とし、会社の総務には「部下は自分で探すから入社試験に合格して入って来た新入社員は週プロにまわすな」と申し出る。"自分のベストパートナー"は、あくまでも直感で見つける方針をとった。
自分にないものを持つタイプを積極採用するが、その多くは一般に「社会不適合者」とされる人材。後に週プロ編集長となる佐藤正行氏から入社を希望され続けていた際には、佐藤氏が比較的常識人寄りと映ったためか「才能ない」と言って断わっていたらしい。
その佐藤氏以外の部下の共通点を、山本氏は「空気を読めない」と分析。さらにはこれを「才能」と称し高く評価する。だが山本氏は編集長時代、部下の誰もホメたことはなかった。そのかわり仕事は自由にやらせた。「部下はみんなプロレスのことが好きで週プロにも誇りを持っていたので必ずいい仕事をする」という信念があったからだ。編集長でありながら部下の書く原稿もチェックすることすらなかったという。
----------------キリトリ線----------------
以上。上記20名のなかからお選びください。
これ以外の回答は却下です。でも、回答されたうえで「こんなステキな人がいるよ」と報告くださるのはオッケー。ただし空気は読んでください。