こんにチワワ。アメブロの横っちょにポコポコ出てくる広告の表示を片っぱしから停止しまくってるチアー4号さんです。
今回の記事は、ある困っていることについて書いていきたいと思います。
うちのツイッターや「なう」などもご覧の方なら何度か見かけたことのあるネタなのですが、街なかに出ると、どうも私の周りには人前でハナクソをほじくるのが平気な人たちがぎょうさん出没するのです。
2年ほど前に例の世論サイトで調査しましたところ、「公共の場でハナクソをほじってる人を見たことがある」と答えた人の確率は6割5分でした。こんなもんなのでしょうか。見たことがない人からすれば信じられない話なんでしょうね。
でも、べつにカッパや天狗みたいな妖怪の類いではなく、見た目はフツーの人間なんですよ。
ちなみに、2年前に現れたハナクソホジホジ人間は20代後半くらいのおねいさん。電車のなかで隣に座っていた人です。
彼女は、さも当然だといわんばかりな態度でホジホジを始めたのでありますが、次の瞬間、それはそれはでっかいハナクソを指先にくっつけたまま発掘しよりましたのです! そんなの発掘しても糸井重里氏は喜ばないのに。 ( ゚┌・・ ゚)ホジホジ…( ゚・・ ゚)_●ゴッソリ
この大きさにはおねいさんも想定外だったのか・・・と書きたいところですが、どっこい彼女自体がもっと想定外でした。慌てる様子もなく、弾き飛ばす⇒指から離れていかない⇒弾き飛ばす⇒指から離れていかない・・・そんな情景をしばらくのあいだ見せられるハメになってしもうたのです。 σ‐ ̄)ホジホジ・・・( ̄▽ ̄)δ⌒・ピンッ
このとき私の脳内で流れるBGMが『ドナドナ』だったんですけど、選曲は正しかったでしょうか?
またあるときはハナクソほじるのに命かけてるのかと思うほど一生懸命だったおっさんなどなど。
こんな人をしょっちゅう見かけるのですが、世のなかには単なるハナクソホジホジ人間よりも格上の人が存在します。
ハナクソ食べ食べ人間です。ハナクソホジホジ人間をよく観察していますと(べつにガン見したいわけじゃないけど、どうしても視界に入ってしまう)、けっこうな割合でホジホジと食べ食べを兼任してるtwo-way playerが潜んでいるのがわかるのです。
上には上がいるということですかね。
そういえばちょっと前、声優・金田朋子さん、鼻くそを42年間食べ続けてたら止められなくなるという記事を見かけたことがありました。あれなんかは「みんなハナクソは食べたことあるよね」というのが前提で話が進んでいるところが衝撃的だったものです。
ふつう、そうなんですか?
いったい、あれは何なのか。
この事象について、ないアタマを使って考察していきたいと思う。
考えられること①⇒美味い
私が最初にハナクソ食べ食べ人間に遭遇したのは幼少のころ。町内でも有名な大病院の待合所にて、おなじくらいの年ごろと思われる女の子がハナをホジホジしっておった。すると、巨大でグロテスクなハナクソがボコッと取り出されたのであります。
女の子は躊躇することなく、そのハナクソを・・・食べた。
何ちゅうことをする女子じゃ! ヒきました。こんなことをやってのける人なんて初めて見たわけですが、そのインパクトはやはり絶大でありました。トラウマです。
この女の子は、なおもホジホジ食べ食べを繰り返しておりました。あんなに、まるでかっぱえびせんでもほおばるかのようにパクついていたことから、常習性があることも察しがついた。だがそこに至る理由としては、まだ幼児だったことを考慮すると「単に美味しいから」という結論でひとまず落ちつきたいところ。
考えられること➁⇒すげえ腹ペコ
耐えがたい飢えによるものなのか?
そういえば『子連れ狼』の柳生烈堂が何日も拉致られてるのに健康を維持していたが、その秘密は密偵から受け取った丸薬のようなものにありまして――というような描写があったと思う。
その丸薬(?)というのが、おはぎにしては小さ目ではあるが、ハナクソにしては大きめだったように思う。だが色はハナクソ寄りのため、100人分のハナクソを集めて丸めていたらあのようなカタチになる可能性はある。
もっとも、よしんばハナクソで腹ペコを解消することができたとしても、それで健康を維持できるほど栄養が摂れるのかというと甚だ疑問ではある。
考えられること③⇒宗教
あああ、あれが宗教の儀式だとしたら手も足も出ませんわ。
考えられること④⇒罰ゲーム
何かの罰ゲームの一環としてとして「ハナクソをほじりながら電車に乗ってこい」というお題を与えられたなら、これは精神的にもかなりキツいだろう。
考えられること⑤⇒美味すぎる
ハナクソの美味しさについては、ひょっとすると私には考えもおよばないレベルのものなのかもしれない。
①の例ではまだ幼女であることが免罪符として通用するかもしれない。しかし、最近見かけるハナクソ食べ食べ人間はオトナなのである。
数ヵ月前に見たのは地下鉄東西線のなか。どこにでもいそうなOL風の若い女性だった。
飯田橋だったか九段下だったか、そのへんの駅から乗ってきて、携帯電話を見ながらホジっては食べホジっては食べを繰り返していた。私が日本橋で下車したのでその後のことは知らないが、あんな人が大勢乗ってくるような区間で堂々とそれをやってのけるとは・・・よほど度胸が据わっているというか・・・。
いや、オトナになってもやめられないくらい美味しいのかもしれない。案外、テレ玉のCMではおなじみの十万石まんじゅうと同等の美味さだとすると・・・まてよ、もしや海原雄山先生ですら「んまい、んますぎる!」と絶賛するほどの珍味だとすれば、あの女性が病みつきになるのにも納得がいく。
でもですね、じつは私もいっぺんだけ食べたことがあるんです。それも他人のを。
あれは1年生のときのこと。クラスにTナベくんという男子がおったのです。彼は常にハナをほじくってるやつでしたのであんまり近づきたくなかったのですが、ふざけてじゃれ合ってるときに一瞬、隙ができてしまいました。Tナベが私の口に指を突っ込んできたのです。
少し間をおいて、彼はニヤニヤしながら「ハナクソ入れた」とか言うてきよったんですわ。そういえば、わずかにゴマ粒のような舌触りを感じたのと、わずかにしょっぱさを感じたような・・・。
オエエエーーー!
もう、あとの祭りであった。飲み込んでしまったのだ。こういうの、大抵は冗談で言うものだと思うんだが、Tナベは本当にやるやつだったのである。ウソであってほしい状況なのに、残念ながらTナベは悪い意味で正直者であった。ちなみにTナベは医者(それも小児科)の息子である。
あの食感は忘れたくても忘れられないものがある。ゆえに思うのは、ハナクソというのはそれほど美味いわけではなかった。タクアンかじってたほうが、よっぽどマシなはずである・・・と長年思ってきた。
だが、タクアンどころかラーメンだって定食だって、いつでもいくらでも食べれるはずのオトナがわざわざ食べたくなるということは、それは私の舌がまだビールを苦いとしか感じられないオ子チャマだったからであり、ハナクソというのは舌の肥えた者にしか解らぬオトナの味だったということも考えられる。・・・まぁ、Tナベのハナクソが粗悪品だった可能性もあるが。
なお、その後、学級会で告げ口するコーナー(?)だったかで、某女子が、Tナベが私の服にハナクソをつけてたと発言し、またしてもガク然とさせられる日が訪れるのを、このときはまだ知る由もなかったのである。
ここに挙げた食べ食べの理由・・・美味いとか腹ペコとか書きましたけど、仮にそうだったとして、それでも理解不能なのは人前で食べることなんですよ。
ということで、考えられること⑥⇒カッコいい
つい先日も早朝の電車内にて。今回は20代くらいの男性だった。いまどき若いころの原田真二風クリクリパーマ。足なんかを組み、カッコつけながらホジホジ食べ食べ。 ( ゚σ ゚ ) ホジホジ σ( ̄~ ̄) モグモグ
携帯電話を見ながらイヤホンしてたから、きっと『シャドー・ボクサー』でも聴いてるんだとは思うけど。本人からすれば、くわえタバコを気取ってるのとおなじ感覚だったのかもしれない。
いくら気取ってても、やってることはホジホジ食べ食べなんですけど。
私が遭遇した例に限って言えば、ハナクソホジホジ人間の総数ならおっさんか子どもが多いです。しかし、ハナクソ食べ食べ人間に関しては女性のほうが多いような気がします。6~7割くらいを女性が占めてるのではないかと。
どういうわけか、オバハンのハナクソ食べ食べ人間は見たことがありません。若い層だけなんです。
――と、ここまで書いてきて、重大なことがわかりました。
専門家の方がまとめたサイトがあったのです。こんなのには敵いません。せっかく書いた考察記事が、まったくの無駄に終わったようです。
ただひとつ、やっぱりわからなことがあります。
ハナクソ食べ食べ人間を周囲に引き寄せてしまう私は何なのでしょうか?
何かを“持っている”のでしょうか?