ヨーコさんの言葉 | フーテンボンジン日記

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田舎に暮らすオジさんのザッツネンターテインメント


「わたしはテレビを見ながら、男になって浮気がバレ妻に追求されたいという気分になった。………」
これは、国民の立場で見るとイライラ腹が立って仕方がない国会中継をみていたある女性の感想である。さらに続く、

男になるとは、もちろん総理大臣になるということで、ヌラリクラリと肝心なところを避ける言葉の使い方に熟練しなくてはならない。それには洗練された知性というものを絶対表に出してはならず、人格といったものはもちろん個人の信条、熱意といったものも決して持ってはいけない。ユーモアは絶対避けねばならず、真実そんなものは何の役にも立たないのでもってのほか、ただただ自分の立場を守ることに細心の注意を払わなくてはいけないのだ。
だから責任なども、ただセ・キ・ニ・ンと発音するだけにする。女房との会話も決してコミュニケーションを取らないようにするのだ。ただただ出来合いの言葉を並べ立てて逃げ切ってしまうのだ。それでダメなら一言、前向きに善処しますと言えばいいのである。

なかなか気分がスカッとする5分間だった。これはEテレ日曜あさ8時55分からの『ヨーコさんの言葉』第10話「追求されてみたい」という番組。ヨーコさんとは絵本作家の佐野洋子さんのこと、何事も感じたまま、飾らず、へつらわず真正面から捉えるヨーコさんの言葉を、絵本の読み聞かせスタイルで伝える、胸のすくような言葉で元気と勇気が湧いてくる番組とある。
突如出くわした、たかが5分、されど切れ味スルドキ5分だった!