大学病院に通院するには

満員電車に乗らなくてはなりません



今のように 

下肢の症状が強いと

満員電車ほど 

デンジャラスな場所はありません



ギュウギュウの中で

どうやって 身を守るか…



1番安全な場所は

反対側のドア付近 

入り口の横に寄りかかり

松葉杖で 自分の足を守り

(危険度が高いときは松葉杖二本で片足を守る)

片手は手すりを掴むことで

体の揺れも安定し

転倒にもつながらない



1番 危ないのは 運悪く

吊り輪もない 

左右のドアの真ん中に

追いやられたとき

揺れると 左右 前後

多方面から危険が増す

もう 心臓はドキドキです



たとえ

満員電車で座われたとしても

安心はできません



優先席に座っていても

目の前に立った人が

不意をついて 当たってくる

足先のときもあれば

完全に足を蹴られることもあります

それだけではなく

荷物が足を直撃することもあります



相手にとっては大した問題ではないため

軽く会釈 もしくは すみません

または 完全に無視…



こちらは それをきっかけに

症状のスイッチがONになる

一度入ったスイッチは

そう簡単には止まらない

そして増強していく一方



ジンジン ズキズキ ピリピリ チクチク…

色々な感覚で患部から発動し

対側の足にも広がっていきます



痛さと不快で 悶絶しながら 

ひどい時には冷や汗がでたり

頻脈が続いて 気分が悪くなります



相手にとっては

ただ 足が当たっただけ

だけど 

こちらはこれをきっかけに

苦痛の時間へと変わっていきます



先日は優先席に 

スーツケース持って 

その上にスマホをセットして

動画を見ているサラリーマンが

占領していました

それも見て見ぬふり…



外国人の方が 席を譲ってくれました

複雑な思いで 座らせていただき

帰りは 帰りで

モヤモヤして帰ってきました



松葉杖ついた姿は

怪我したのかなぁ〜程度だと思います

松葉杖や杖をついてないと

見た目は 普通の人です



この痛みや不快感は

他人に分かってもらえない上

痛がり方や訴えが頻繁・過剰になると

大袈裟 詐病 メンタルがやられてる…

など言われてしまいます

だから 

あまり痛いと表出しないようにしています



実際 整形外科の主治医から

信じてもらえず

メンタルが影響していると

紹介状に書かれていました



メンタルがやられたのではなく

年がら年中 痛みや苦痛があって

まともに眠れない 生活できない

できていたことが できなくなる

こんな毎日が続いたら 誰しも 

ストレス過多になるのは

当然ではないでしょうか



そう思う人に言いたい

1日でいいから この生活 

この苦しみを経験してみてよ!と



なった人しか分からないことであり

分かってもらいたくて

話をするけど

大した問題として扱ってもらえない

もどかしい 虚しい 孤独感…



闘病するのは 

根気と忍耐が必要で

それに耐えるエネルギーが必要です