距離 | 社会人三年生の物語-自由而无用的霊魂

社会人三年生の物語-自由而无用的霊魂

ロボットから人間に変身できたアンの公式ブログ

距離といえば、空間的な距離と心理的な距離という二つの種類がありますよね。

空間的なのは理解しやすいけど、今回「彼氏」と一緒に見た「アバーター」から見れば、最も長い距離とはやはり宇宙的ですね。SFが好きな人は時空とも見えますけど。

心理的な距離とは、ちょっと複雑ですね。
社会学からみると、1mは他人との距離です。
民俗学からみると、文化や、生活の習慣とかの異なる処は距離ともいえますよね。
人類学からみると、種族や、民族とかに関する差別が距離になったことは知られます。
言語学からみると、違う言葉は大きい距離になるわけですね。
歴史学からみると、戦争から生まれた恨みやみぞは距離です。(敏感な話題になってしまうけど)

そして、「アバーター」の男女主人公の恋から見れば、こんな進路になります。
科学技術は空間的な距離を越えて、この元々知らぬ二人を結びました。
1mで離れるべきのこの二人は、科学技術のお陰で先生と学生の関係になった後、男性の主人公はその星の言葉を勉強して、狩や鳥乗りを学んで、女性の主人公から恩を受けて、恋に落ちました。
結婚した後(結婚式なし)、人類の野望から生じる戦争の前に、男性の主人公は部落の首長に密告して、戦争の死亡を避けました。

最後のシーンにはこそこそ涙を出ました、具体的にということは言い切れませんけど。

その物語には、まず科学技術が距離を小さくする契機になりましたよね。それに二人の恋は心理的な距離を越えてそんなプロセスとともに深く進みました。最後に二人の婚姻や心からの善は災難を避けました。

距離はたとえ宇宙の中にとしても、超えられないわけがないと理解させる映画なんですね。

涙を3D眼鏡のしたからさっさと拭ったとたん、「私の彼女になってくださいませんか」と。。
無言でした。