ことしも多くの方より、早々の賀状をいただきました。
なんと、私の親友が!コーヒー店を始めたみたいです!
賀状でいきなりのあいさつ、昨年の10月に開店・・・すごーい、さらに驚きの一言、私に刺激を受けた?
自分も一国一城の主になろうと!
お恥ずかしい、私はそんなかっこいいものじゃないけど、友人が頑張っているのはうれしいものです。
ご実家を改装して、お姉さんとふたりで、ちなみにお姉さんは二階を事務所にして別のお仕事を始められたとのこと。
実は、私たちにはモデルがあるのです。
ご夫婦で経営されていたコーヒーショップ・・・青春時代、私たちはそこの常連でした。
毎日のように行き、帰省すれば田舎のお土産を持って行き、よく晩御飯をごちそうになり、しゃべって歌って踊って・・・思い出が山のようにあります。
「おじさん、おばさん」とお呼びしていましたが、おじさんはフルート、おばさんはピアノを演奏され、閉店後にはミニ演奏会をやったりしました。
定期試験の勉強もお店でさせていただきました。
「もう帰って勉強しなさい」とおばさんに言われると「私たち、勉強してるんです」「そうなの、私は漫才やってるのかと思ってた」などなど・・・
時々、田舎から母が出てくると「いつも申し訳ありません、やかましいでしょう」と挨拶していました。
コーヒーの味は、言うまでもなく最高!
派手さはなかったけど、背筋をピンと張り、知的で凛々しいおばさんは、私たちのあこがれの的でした。
いつかこういう生き方をしたい・・・それを彼女は、真っ先に実現したのです。
うれしくなってきました。
よし、行こう!
わが家から車で500キロあまり、関西より西に向かっての小さな観光地。
今回の仕事が終わったら、春ごろにお祝いがてら行くことになりました。
そのためにも、この仕事がうまくいきますように・・・
本当は、彼女のお店をこのブログで紹介したいのですが、先ず取材に行ってから・・・もう少しお待ちください。
お楽しみに・・・
喫茶房支那楽かけて松の内 飯田 蛇笏