窓をあけると生ぬるい風、やっぱりこの季節、いやだな・・・と思っていたら、ザ、ザ、ザーッと強い風が吹き込んできた。
青嵐だ。
青葉の頃に吹く、さわやかであるが、強い風である。
青嵐が吹くと、大学の校舎を思い出す。
一階の大教室は、日中でも薄暗かった。
窓辺には大樹が並び、それらが夏の日差しを遮っていた。
そこへ、青嵐が吹き込んできた。
木々の葉の音とともに、勢いよく入り込んでくる。
すわり心地のあまりよくない椅子に腰かけて、ノートをとっていた。
教室も変わっただろうなあ・・・
そんなに遠い過去ではないように感じるのだが・・・