夢は小説家ですと本気で宣ふブログ -68ページ目

夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

文章の世界に魅入られた小娘が、妄想を書籍化しようと奮闘する日記。

暇をもて余すと人は怠惰する。

それならば、
寸分の隙も与えず仕事をして忙しさに頭が回らないくらい追い詰めたら、

人は成長するんだろうか?

窒息する?


いや、
でも案外。

非常階段の踊り場にしゃがみこんで、煙草くわえて、「きっつ……」とか言いながら笑ってる気がするんだよな。
見上げた空は胡散臭いくらい青かったりして、
でも時には休まなきゃいけないけどね。
スーツじゃ、寝れないよね。

そんなことを考えながら今日も満席御礼になるだろう客席を思い浮かべるのです。

きっつ(笑)
午前中に行動していると、なんだ私も人並みの生活できるんじゃないと思います。

朝が久しぶりすぎてアウェイ感漂ってたらどうしようがんばる。
のっで、
ショッピングして、化粧で遊んで、漫画喫茶で13冊漫画読んで、おじいちゃんにもらった芋焼酎みながらアニメみました。黒子のバスケ、アニメ面白いよね。
今日も朝から漫画求めて3件本屋梯子して、いまから4件目を目指して、電車乗るよ。
ヲタ充しすぎて若干5月病がんばる。

起きすぎてて、深夜寝そうがんばる。


 僕が生まれた年に家族は惨殺された。残された僕と祖母は山奥の穴蔵で静かに暮らした。夏は蒸しかえる暑さにばてて、冬は凍てつく寒さに霜焼けを掻いた。
 祖母はいう。
「私らの家族は悪の血筋を引いているんだ」

 僕が12の年の頃、祖母は息絶えた。野獣に掘り返されないように大きな穴を掘って埋めた。
 木の実溢れるこの山も、冬になると様変わりしたように枯れ枝の刺さった墓となった。逃げ遅れた子どもの動物が横たわって冷たくなるのを、見ないふりして山を歩く。足下でパキリと霜柱が割れた。

 ある時、どうしても空腹で山の中腹まで降りていった。
 そこで遠くに村人を見掛けた。3つ並んだ地蔵の前に何やらお供え物をしながら、噂話は続く。
「どうやら山奥の穴蔵に悪の末裔の住処があるそうな」

 ほどなくして、村から勇者がやってきた。年の頃は同じくらいであろう。しかし日に焼けた精悍な青年はなるほど勇者と呼ぶにふさわしかった。
「お前を倒しにきた」
 青年は静かにいう。
 僕の心といえばとっくに決まっていたんだ。
「いいよ、僕はちっともこの世界に未練はないんだ」
 そうして僕の物語は終結するはずだった。しかし勇者が倒しにきたのは僕ではなくて僕の運命そのものだったんだ。
 青年はいう。
「なぁ、俺とお前の運命を取り換えないか?」
 青年の生まれた村は昔はそれはそれは花に溢れ、農作物に恵まれた村だったそうな。それが隣町が発展するとともに都は移り、問題があれば勇者の家を尋ねたが、それ以外は関係をたっていた。
 そして青年の生まれた年に両親が僕の家族を根絶やして隣町との交流は一切なくなった。幾度かの自然災害と高齢化で、小さな畑を耕しながらなんとか生きていくのが精一杯なのだという。
「俺はこの世界をもっと見てみたいんだ」
 僕は、温かい日射しの下で誰かの役に立ちたかった。
「ばれないかな?」
「ばれやしねぇよ。おとぼけた村人は誰も俺の顔なんさ覚えていないのさ」

 僕は、勇者として山を降りた。




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 ファンタジーはティーンエイジャーの専売特許だと思っているので、こういうところで書いておく。
 正義は勝つとは限らないし、勇者の住む町が平和とは限らないのさ。ただあるのは、生きているということだけなんさ。


 文章の書き出しには麗らかな午後と表現したかったが、あいにく今日の天気は曇りだ。薄い雲が線を引くように幾つも空に描かれていて、今にも降りだしてきそうであった。
 私はテラスを設けたカフェで大好きなコーヒーを傾けていた。職場にはあと30分もしたら戻らなくてはいけなかったが、会社の待合室で飲む缶コーヒーより、喫茶店の割高なコーヒーを好んだ。
 香ばしい豆の香りが満ちて、温かな液体が流れていく。
 午後も夕方に差し掛かった時間だというのに、通りに人の姿は多い。
 修学旅行生だろうか、制服を着た少女たちが集団で通り過ぎていく。居酒屋の前掛けをしたお兄ちゃんはスーパーの袋を抱えて駆けていった。落語帰りの老夫婦がパンフレットを広げながら談笑して歩き、サラリーマンが携帯電話に謝りながら足早に歩いていく。
 いつも通りの光景があった。
 ふと、通りの向こうから女性が歩いてきた。トレンチコートの前を開け、レースのトップスはまるで花びらを縫い付けたかのようなデザインをしていた。デニムのスカートは人形のように裾が広がり、首もとには明るいピンクのストールが巻かれている。足下のヒールは高さはあるが、慣れているようでぐらつきは感じない。
 女性の栗色の髪が、まるで馬が後ろ足を跳ねあげるかのように揺れるのを見届けて、私は静かに温くなったコーヒーを飲み干した。
 手帳の予定が空欄になっているのを確認して、週末はヒールの靴を買いにいこうかと思い描いた。
 さて、そろそろ職場へ戻ろう。
 薄暗い曇り空に幾分か白い光が滲み出したのを眺めながら、麗らかな午後を歩き出した。




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 30分SS第2弾!
 小説は変化を描かなくてはならない。細やかでいいので、ちょっとした変化。今日はティーブレイク中のOL。制約は「無駄な形容詞は省く」でした。タイトル、「麗らかな午後」にしてもよかったけどあまりにくどい気がしたので、こちらで♪
 さて、いってきます。