「お前、霜焼けなったことある?」
「いや、無ぇな」
Kは裸足の指を擦り合わせながら言った。
「俺の地元、冬になると雪すげぇ降るんだわ。運動靴とか水染みてぐちゃぐちゃになってさ、霜焼けになんの。指先、紫に変色して、すげぇ痒くてさ。引っ掻いてると皮剥けてポロってめくれるみたいに取れんのがキモいんだわ」
「そんで?」
「東京では霜焼けなったことねぇなと思って」
兵庫県に住んでた時は毎年なってた気がする霜焼け。
見付かると薬塗りなさいと叱られるのがめんどくさくて隠すんだけど、痒くてさぁ。それだけ。
そんでもって、名前考えるのめんどくさくてKにしたのは夏目漱石のこころでKなのは英語において発音しないからだと聞いて。
また、毎日のように更新していければと思っているのですが、今日は頭働かないので昨日facebookにあげたSSSを転用します。