空が赤い。空が真っ赤だ。夕暮れと夜の、ほんのちょっとの時間の隙間。煌々と空が色付いて道行く人を魅力する。年甲斐もなくはしゃいで、携帯を掲げる私に隣の店の店長さんが笑っている。誰もがみんな空を観る。疲れた顔したサラリーマンが一瞬でも空を見上げて「きれいだ」と呟けたなら本望。見逃したならば申し出てください。私の携帯に小さな夕焼け閉じ込めたから。