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sub rosa

みどりさんが好きです!

きいろさんも好きです!

そして、とーぜん、5色も味わい深い。

最近、あかさんが伸してきましたぞい!

 

 

「まあな。退路は断って来たから」

ぐっと奥歯を噛みしめ、あらためて櫻井は眼差しを鋭くする。

 

それは自分の大切な群れを守るオスとしての、本能的な気概のあらわれだった。

 

不意に張りつめた空気が、少しだけ相葉の夢心地を醒まさせた。

 

櫻井の覚悟を、相葉は胸が締め付けられるような思いで感じ取るしかない

 

……アルファとしての地位も将来もプライドも、全部捨てたつもりなんだろうけど。

 

アルファとオメガ、ひとたび、番となれば永遠に離れられない運命。

 

でも、この関係はそれだけじゃない。

本能とは違う、もっともっと根源的なもの……。

 

 

 

「あの子たちに、……二人に会わせるって決めた時には覚悟は出来てた。もう一度、自分自身にチャンスをあげるって」

「……俺にじゃなくて?」

少しだけ驚いたふうに目を瞠って、櫻井は訊ねた。

 

「ううん、自分にだよ」

「でも、もともと俺が臆病で煮え切らない男だから……」

 

相葉は櫻井の唇に自分の指をそっと押し当てる。

触れた個所から、じんわりと温かさが広がり、櫻井は多幸感に一瞬目を閉じた。

 

そんな様子を相葉はうっとりと見惚れる。

すべてを委ねられている幸せに酔う。

 

今、二人はようやく一つになれたのだ。

 

それも相葉の望むカタチで。

 

家族。

 

お互いを心から思いやれる家族に。

それは強制でもなく、契約でもない心の絆。

 

「翔さんが背負ってたモノの大きさ重さを考えれば、迷うのは当然だって分かってたもの。俺を捨てようと思ったのだって、あなたの優しさからなんだって、自分なりに理解してたもん……」

 

「おまえの方こそ、優しさの塊じゃねえか」

 

「何それ、あんまり褒められている感じがしないかも。でもね、俺も意地っ張りなんだよ」

 

「雅紀」

 

「お情けや同情で、愛を語りたくないの」

 

もしかしたら、もう真夜中ではないのかもしれない。

月の位置が変わってる。

 

相葉はちらりと空を見上げ、肩を肩で押し櫻井を促した。

二人の視線が絡まる。

 

「あなたを愛しています」

薄っすらと笑みを浮かべ、相葉はそう告げたのだった。

 

 

 

 

****

 

おひさしぶりーふ!

良いのか、こんなテンションで!?