人でなしと呼ぶには 129 | sub rosa

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みどりさんが好きです!

きいろさんも好きです!

そして、とーぜん、5色も味わい深い。

最近、あかさんが伸してきましたぞい!

 

 

二人は久しぶりにお互いを見つめた。

 

不思議だと相葉は思う。

 

不思議と強い渇望を覚えない。

あるのは、相手を冷静に見て取ることの出来る自分。

 

 

むしろ自分よりやつれて見える櫻井に胸が痛んだ。

 

愛しいという思いはそのまま。

 

縋りつきたいという切羽詰まったものはない。

ただ気持ちが平らかになる。

 

だが強く愛しいと思う心は胸の奥に確かにあり、図らずも強い絆を意識させるのだ。

 

……俺は、きっとずっと、ずっと櫻井さんを好きなままだ。

 

諦めにも似た思いは、相葉をむしろ勇気づける。

 

「久し振りだね。雅紀、身体は?」

「は、はい。むしろ気遣って頂いて……」

 

櫻井は相葉の顔をから、視線をゆっくりと腹の辺りに彷徨わせると、唇をきつく噛んだ。

「ごめん」

「櫻井さん……」

頭を下げる櫻井を、相葉は遣る瀬無く見つめた。

「ごめん」

 

「謝る以外、もっと言うことはねえのかよ!」

 

苛立った声が二人に割って入る。

 

「か、和!?」

驚いて振り返れば、そこには二宮、大野、松本の三人が立っていた。

次の瞬間、二宮は相葉の腕を掴んで引き寄せる。

 

「まーくん、大丈夫?」

 

「誰、あなた?」

櫻井の母が引きつった表情を浮かべる。

いきなりの乱入者に、少し怯えていた。

 

「俺?」

二宮は肩で大きく息を吐く。

 

「二宮和也」

 

まるで挑むような視線で、二宮は櫻井の両親に詰め寄る。

二人は、みるみる顔色を変え、何故か櫻井の父親は、がっくりとその場に膝を着いた。

 

「知ってんだろう?」

周りの空気を凍らせる冷たく平坦な声。

 

「和?初対面の方々に、そんな失礼な態度をしちゃいけないよ」

相葉は慌てて、二宮を引き戻す。

 

「まーくん、騙されちゃ駄目だ。こいつらは揃いも揃って偉そうにしているけど、人間の皮を被ったケダモノなんだよ!」

 

「えっ?……ええっ?なんで、おまえがそんなことを言うの?」

 

「まだ分かんない?」

二宮は櫻井の両親に向き直る。

思わず、櫻井は二人を守るように、一歩二歩と後退さった。

 

「こいつらは、ずっと前から俺を知っている」

 

「だから、どうし」

「まーくん。この男は、この男はね、俺の血の繋がった兄なんだ」

 

二宮は、忌々し気に櫻井の鼻先に人差し指を突きつける。

 

 

相葉は薄く唇を開いたまま、その全身が衝撃で固まってしまう。

 

……和と櫻井さんが、血が繋がっている?

 

凪いでいた心が、再び、冬の嵐のように乱れ始めるのだった。

 

 

 

 

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はあ~っ、昨日のVSの抱き着きマー君は、何処に行けば買えますか?