スタッカートさんの現身(うつしみ)10 | sub rosa

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みどりさんが好きです!

きいろさんも好きです!

そして、とーぜん、5色も味わい深い。

最近、あかさんが伸してきましたぞい!

 

 

 

ナチュサボンさんのシャツのボタンを、一つ、二つと外していく。

 

まったく余裕なんか無い。

 

俺らしくないのは分かってるけど、性急に彼を求める。

 

 

舌を吸い咥内を荒らせば、媚薬である俺の唾液が彼のモノと混じり合う。

 

瞼をきつく閉じたナチュサボンさんの表情が、切なげに歪む。

 

 

ほら、彼だって俺に夢中だ。

 

この前の涙は、まだ物慣れない彼の無垢さが流させたもの。

 

けっして、俺のモノになりたくないからじゃない。

 

 

「さ、さく、あっん……」

 

声を上げるタイミングで小さく喉が鳴る。

 

彼の拙さが堪らない。

 

 

とは言え、彼とのキスは最高だ。

この俺様が、我を忘れそうになるんだから。

 

柔らかい唇から漏れる甘い吐息に、欲望と庇護心の両方が掻き立てられてしまう。

 

そのどちらがより強いかなんて考えたくない。

 

 

邪魔なエプロンの肩ひもを落すと、彼の綺麗なデコルテが俺を誘う。

 

 

さあ、どこに赤い華を散らそうか……。

 

 

「俺の上に……」

 

俺がそう言えば、躊躇うというより、戸惑う顏。

 

ゆっくりと赤く染まる頬に、俺は手を添える。

 

 

…熱い。

 

俺よりもよっぽど熱っぽい。

 

 

「そ、そんな。でも、だって俺、重いよ?」

 

「重くなんかない。羽のように軽いさ……。君の温もりを感じたいんだ」

 

とびっきりの笑みを浮かべて、そのくびれた腰に手を回し引き寄せる。

 

 

 

俺に抱かれれば、誰でも淫獣だ。

 

その本性が露わになる。

 

 

ナチュサボンさんを汚したいわけじゃないが、多分、俺は彼を俺の元へと堕としたい。

 

 

 

そして、俺は彼と永遠を生きるんだ。

 

 

 

 

*****

 

 

昨日の地震、ここにいらしている方々はご無事だったでしょうか?

まだ安心とかは出来ませんよね。

少しでも状況等、良くなりますように!

 

 

 

さて、アメンバー申請をぽつぽつ頂いておりますが、一応、お願いとして、一言だけお声掛けをお願いしております。

別にイイねを強要もしませんし、コメも同様です。

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