「ナチュサボンちゃんの正体は知らない。でも、俺はあんたの正体は知っている」
そう言い放った男の瞳の深淵が、いきなり蒼く波立つ。
ぐるぐると描く透明な蒼の螺旋。
俺は吸い込まれる様にして、気が付けば、彼の頭の中にいた。
そう、本当の姿で……。
この世に生まれる以前の姿で。
男は異空間の中で、椅子に腰かけ、端然と足を組んで俺を見詰めている。
不思議なことには慣れっこの俺だが、流石にこれには度肝を抜かれた。
彼の存在が急に恐ろしいモノに思える。
「それがあんたの本当の姿か……」
しかし、彼の様子は至って平坦だ。
「おまえは一体?」
「俺は大野智。それ以下でもそれ以上でもない。大ちゃんとでも、智くんとでも好きに呼んでくれ」
「いや、呼べねえだろ!そんな親しくもねえのに。てか、何者なんだよ!?」
「別にイイじゃん、そんなこと」
なんてお気楽な奴だ。
俺を異空間に招き入れておいて。
ていうか、ナチュサボンさんは!?
俺ははっとして、辺りを見渡す。
しかし、辺りはほの暗い闇に包まれ、何の気配も感じられない。
すると、遥か遠く微かに声が聞こえた。
……さ、さく、さくらいさん、櫻井さん!……
……ありゃ、貧血かなあ。ナチュサボンちゃん、ここのカウチに寝かそう……
……どうしよう、櫻井さん、急に倒れたりして。病気とかじゃないかな!?……
酷く取り乱した様子のナチュサボンさんの声。
俺のことを心から心配してくれてる。
俺はあらためて、目の前の男を見つめ返した。
ここが、こいつの頭の中だと言う事は分かる。
そして、ここにいながら、こいつはナチュサボンさんと普通に接しているんだ。
身体が震える。
滅多に感じたことの無い恐怖が俺を襲う。
俺が恐れるものなど、この世には無いはずなのに。
だが、俺に恐れを与えられるとすれば……。
これだけの強大な力を持つ男を俺は他には知らない。
でも、どっちだ?
善か悪か?
恐怖と混乱の狭間で、俺は迷いながら、必死に答えを導き出そうとしていた。
めっちゃファンタジーになってる!
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潤くん、第21回日刊スポーツ・ドラマGP主演男優賞おめでとう!
そして、そして、相葉くん、3位にランクイン!本当におめでとうございます!
ほぼ一年前のドラマだし、3位に食い込めただけでも誇らしいよ!4位には翔ちゃんもいてくれちゃってるしね!
いつか、御前様がお帰りになる日を、一日千秋の思いでお待ちしておりますぞ!!
さーて、後いくつ寝ると櫻葉マナブ♪?
楽しみ過ぎて、おかしくなりそうだよね!!
