人でなしと呼ぶには 92 | sub rosa

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みどりさんが好きです!

きいろさんも好きです!

そして、とーぜん、5色も味わい深い。

最近、あかさんが伸してきましたぞい!

 

 

この場さえ、やり過ごせば……。

 

そう思うのは間違いじゃない。

 

相葉の頭の中は、櫻井の放つ磁力から逃げることしかなかった。

 

 

愛の無い拘束なんか欲しくないし、ぼろぼろの身体と心は、これ以上の痛手には耐えられない。

 

櫻井は情熱をこめて、抱きしめもしてくれなかったのだから。

 

 

愛されていると思ってたのは、錯覚だった。

 

愛されていれば、捨てられやしなかった。

 

 

……そんな単純なことも分かってなかった俺は、本当に馬鹿だ!

 

 

 

 

 

しかし、傷心の相葉が目指した先には、もう一人の男。

 

向井がドアの前に立ち塞がる。

 

 

「相葉くん!」

 

まるで罠に嵌るみたいに、その胸の絡め取られた。

 

「離して!」

 

「よくも、私を騙したね。番に捨てられたなんて嘘までついて!相手が櫻井くんだと知っていれば、君に手なんか出さなかったものを!私を陥れるつもりだったのか!?」

 

 

向井の激しい怒りに、身の覚えのない相葉は戸惑い、呆気なく傷つく。

 

 

僅かに残っていた勇気さえも、吹き消される。

 

 

「陥れるなんて……」

 

「櫻井くんは大事な仲間だ。経済界に置いての地位は……」

 

 

途中から、意味をなさなくなる言葉の羅列。

 

あえて言われなくても、分かっていることだった。

 

アルファ中心の社会のルール。

 

強力なアルファがピラミッドの頂点。

格差を隠さない社会において、序列を乱す行為は許されるものではない。

 

 

上位のモノに手を出すのはご法度。

 

相葉が意図したことじゃないが、状況としてそうなってしまったのは明らかだ。

 

 

自分の意思に関係のないところで、こんな軋轢を生んでしまうなんて……。

 

相葉の身体から力が抜ける。

 

膝から崩れ落ちそうになった相葉を、後ろから支えるように抱きかかえる腕があった。

 

途端に、身体中に歓喜の電流が走る。

 

 

「向井さん、ホテルの従業員用の出入り口は使えるようにして頂けましたか?」

 

 

乱れた髪を搔きあげ、櫻井が冷たい空気を纏いながらそう告げれば、向井の表情に緊張が浮かんだ。

 

 

「大丈夫だ。奥にあるエレベーターを使えば、人目に付かずに地下駐車場に降りれる」

 

「そうですか、分かりました。では、この借りはいつか必ず……」

 

「今日の事は……」

焦りの滲んだ声で、向井は言い淀む。

 

「不慮の事故ですよ。出会いがしらの……。忘れてください。あなたが抱いた男は、ここには存在していなかった……」

 

 

自分の事をビジネスライクに語られ、相葉は小さく身震いした。

櫻井の存在が、もっと遠くなる。

 

「失くしたモノを取り戻せたみたいで、……よろしかったですね」

 

「ええ、もう手放しません……」

 

 

腰に回った腕に力が入ったのを、相葉はまるで他人事のように感じていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

 

先が見えてきたのか、見えてないのか。。。

もう、みなさん、飽き飽きじゃないかなあ……。

 

 

 

さて、今日はVSですねえ!

んっ?今夜から、相葉くんのnew hairでしょうか?

 

御前様みが無くなるのは、悲しいし断腸の思いですけど、相葉くんが可愛けりゃ問題なし!

だって、そこまでの変化じゃないみたいですもんね!

 

あ~、でも、やっぱ、御前様に会いたいなあ。。。