長く情熱的な口付け。
それは、自分の心がどこにあるのか悟らせるには十分だった。
「相葉くん、もう一度聞くよ。俺の事、好き?」
優しい声音が降ってくる。
気が付けば、自分から縋り付くようにその背中に手を回していた。
あきらかに反応してる下半身。
……まるで発情期の犬みたい。
あまりの恥ずかしさに頬を染め、顏を上げれば、目に映るのは櫻井の大きな瞳で……。
途端に欲望しか感じなくなる。
もっとキスを強請りたい。
その甘い唾液を味わいたいと思うのだ。
すぐにも帰ろうと決意した心が、脆くも崩れ落ちて行くのを、相葉は感じた。
おかしい。
ヒートは終わってるはずなのに。
「相葉くん?」
答えを促され、咄嗟に嘘が吐けない。
「す、好き!好きです。ずっと……」
「ずっと?そうなの?信じていい?」
櫻井の瞳が満足そうに細められる。
それは相葉の気持ちを、簡単に浮き立たせた。
好きだと言う気持ちの前では、何もかもが些細なモノに思えてしまう。
二宮の切羽詰まった顔も、今はどこか遠くに感じてしまう。
「信じて。信じてください」
櫻井の手が腰に廻され、二人は見つめ合ったまま、リビングへと向かう。
「相葉くん……」
櫻井は腕の中にあった相葉の身体ごと、ソファに身を投げる。
優しく圧し掛かる逞しい胸。
華奢な身体は生地越しにもその熱を感じた。
はあっと溜息が零れ、相葉の耳朶に唇が這う。
痺れるような快感が脳天から、足の先までを走り抜ける。
立てた膝から力が抜け、だらしなく片脚がソファの縁から垂れ下がってしまう。
と、櫻井の手がシャツの裾から潜り込んで来て、脇腹を撫でた。
「ほっそ……、エロい腰つき……」
「さ、櫻井さん!」
じわじわと快感に侵食される。
ただ、肌を掌でなぞられるだけなのに、切ないぐらいに感じてしまうのだ。
その時、胸元を強く吸われた。
「ああっ!」
喘ぐように身を捩った瞬間、自分の首を絞める首輪の存在が、相葉の意識を呆気なく引き戻す。
その顔から、ざあっと血の気が引いたのだった。
*****
ちょい、ご無沙汰になってしまいました。
実は、身内で不幸がありまして、しばらく更新頻度があやふやになるかもです。
語りたいことはたくさんあります!!
昨日のVSの櫻葉とか、滝相とか!にのあいも!!
でもって、ここ最近、一番萌えたのは、相葉くんと西島さんの並びです!(スカッとジャパン !)
やばい!!相葉くんとイケメン長身俳優さんの並びがとっても好きなんですよ~。
あー、楽しみです。
と言うわけで、また遅ればせながらでも、萌えを語らせていただければと思っておりますです!