昨日のブログでちょっと触れましたが
毎年のように動物愛護法が変わっています…
法律って人を守るためにあるとしたら動物愛護法は動物を守るため…
そう理解しています。
ただ、犬や猫もちろん動物全てが人ではなく物として扱われるという事は基本です。
だからその物を守る法律?だから、物としてみていない私達には不可解な点も多いんだと思います。
『犬猫の雌の繁殖年齢は6歳まで。但し、出産回数が6回未満の場合は7歳まで』
全ての犬猫が対象になる訳ですが、
例えばショードッグ…
ショーでタイトルを取れるようになるのは8ヶ月以上。
早い子はその後数ヶ月でチャンピオンになりますが、もっとその上を目指す場合コート管理や身体の管理など手間暇かけて数年後の大きな大会を目指します。
犬として素晴らしい時期に良い結果を出すために3歳、4歳中には5歳という子もたくさんいます。
日本中、世界中から評価されその犬種の代表的な素晴らしい犬だと称された時、さあ、その子犬を…という時には5歳過ぎることがあるわけで…
後世に残すべく素晴らしい個体から良い個体を作るのがブリーダーだと私は思っています。
アジリティや訓練競技会に出てる子も同じです。
じゃあ、何のためのドッグショー?何のためのアジリティ?訓練競技?
一概全て6歳と区切るのはどうなのかな?と思います。
確かに人間の年齢で。と言われると50代で出産と当てはまっちゃうのでそれは…と思うかもしれませんが、自然界の生き物がじゃあみんな6歳過ぎたら交尾しないのかと言ったら違います。
人間が手を差し伸べ、手を加えてるから避妊去勢を行い、受胎調節をしているだけ。
もちろん5歳での初出産はリスクもあります。
3歳…4歳と交配しても受胎せず5歳になったという事もあるわけなので。
また、私の場合2歳を過ぎ、2回目の発情が来たら交配する事が多いです。ただスタンダードプードルの場合初めての発情が2歳という子も居たりして初めての出産が3歳超える事はよくあります。
そこから6歳までに6回?無理無理。
そんな事は絶対不可能。
生涯のうち3回しか出産しなかった子もたくさんいますから。
もちろん6回産ませなさい!と、いう事では無いのですがあまりにも無謀だと思うんです。
ペットで飼ってる子達と同じように繁殖する子もご飯も食べるし管理にはもちろんお金もかかります。
体調見ながら出産させるか否かを決めて挑むので元気な個体なら7歳.8歳という事もあると思うんです。
ブリーダーと一括りにされて、ゲージに閉じ込めて生涯仔犬を産ませ続けるという鬼畜のような増殖屋と、同じ扱いにされてるという事にも本当悲しいですし、何よりそういう法律を作った方はキチンと目的を持ってブリーディングしているブリーダーを見て決めた法律なのかと疑ってしまいます。
なんかどんどん本来やらなければならない目的から遠ざかっていくような法改正に振り回されていますが、志変える事なく頑張っていきたいなぁと思います…
思ってる事が上手く文章にならず、不快に思われた方がいらしたらごめんなさい。
続く…