山形県では

「ホタルの里」と呼ばれる場所が

いくつかあります。

 

山形県高畠町の

二井宿(にいじゅく)も、その一つ。

先日、
二井宿でゲンジボタルが光る季節を迎えた、
という記事を見つけました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/713ea1fd3ca4ed1912934863ec61ffb3fad44364


ですが

 

ホタルを見ることができる風景は

現在、「当たり前」では

なくなっているのです。

 

 

----------

 

今回ご紹介する絵本は、こちら。

 

よみきかせ いきものしゃしんえほん (21) うまれたよ! ホタル
写真・文 中瀬潤
岩崎書店

 

 

夏のはじめの

なまあたたかい夜。

 

緩やかな流れる
小川の上を

 

小さな光が飛んでいく…

 


夏、ぬれた苔の間に
産み付けられた、たまご。

 

そこからふ化し、

幼虫になって川に落ち、

 

カワニナを食べながら
1年かけて成長していく

ホタルの様子が

美しい写真と共に

紹介されています。

 


この本は

「よみきかせ いきものしゃしんえほん」シリーズの
なかの1冊。

 

科学読み物、
特に生物の生態に関する本は

 

専門的なことを
分かりやすく伝える工夫が
様々なされていますが

 

どうしても、説明の分量が
多くなりがちです。

 


ですが、このシリーズは

 

生き物の誕生と成長の部分に
スポットをあて、

主人公の成長物語のように

展開していくため

 

その生き物を
見守っているような気持ちで

本の世界に入っていくことができます。

 

さらに

 

こんな風になっているのか!と

驚くような写真もいっぱいで

 

身近にいる生き物に対する

興味がさらにわいてきます。

 

 

ホタルは、現在

「当たり前」に見られる生き物では
なくなっています。

 

環境保全とは何か

生きるとはどういうことか

 

ホタルの小さな光は
 

私たちに

本当に大切なことを

教えてくれる光なのかもしれません。

 

 

 

 

☆本とつながろう・あそぼう・まなぼう☆

コネクトブックokitama
正会員・賛助会員・協賛募集中!


☆コネクトブックokitamaウェブサイト
https://satocokaneco.my.canva.site/connectbook

(トップページからもブログにアクセスできます)

 

 

☆金子聡子の情報はメルマガを中心に発信しています

 

登録も解除もすぐにできるので

お気軽にどうぞ^^

 

 

-----------------------------

金子聡子LINE公式アカウント


気軽な1対1トークが可能です。

 

友だち追加