学校の教員をしていたころ

よく、こう言われました。
 
「学校の先生は
世間を知らない」
 
「人間関係が狭い」
 
確かに、そういう側面は
あると思います。
 

ですが
 
実は同じことは
誰にでも言えるのでは
ないでしょうか。
 
 
現代は 
オンラインでつながることが
当たり前になり

リアルな対人関係で生じる
誤解や面倒なことから

すぐに距離をとることができる。
 
また、
 
AI等の進化によって
パーソナルな情報が
瞬時に判断されて

こちらが興味を持って
クリックしたことの関連情報が
次々と提示され
 
自分で選んでいるつもりが
実は「選ばされている」状態に
なっている。
 
 
現代に生きる私たちは
好むと好まざるとにかかわらず
 
「自分が好きなこと」に
集中できる環境が
増えるにつれて
 
「それ以外のこと」とは
かかわらない
 
という状態が
どんどん拡大しているように
感じています。
 


 
「多様性」ということばは
素晴らしいことのように
響きますが
 
実際は、
かなりストレスのたまる
大変なことです。


なぜなら
 
「多様性」を認めるには
自分の考えとは
異なるものを
認める必要があるから。
 
 
 
自分が心地よい関係性は
もちろん大切ですが
 
それは
 
自分と異なる考えを
排除する
ということではありません。


でも
 
自分と同じ考え
自分と似たような感覚
自分が理解できる範囲
 
そのような関係性の割合が
どんどん高くなっていくと
 
それ以外のものを
受けとめられる余裕が
なくなっていきます。
 
 
人は、理解できないものには
恐怖を感じやすくなります。
 
「何を考えているのか分からない」
「何をされるか分からない」
 
そうとらえてしまうと
 
自分の身を守るために
対象への攻撃性が増していきます。
 


 
学校の先生が

「世間知らず」
「人間関係が狭い」
と言われていたのは
 
同じ仕事をしている
学校の先生同士の付き合いから
あまり広がっていないケースが
多かったからではないかと
思われます。
 
 
そして、現代は
 
同じことが
どの人にも生じる可能性が高い。


 
ならば
 
自分と違う考え
自分では思いつかないような感覚
自分では理解しにくい分野

などに
積極的に触れていくことを
意識して行う必要があるのです。
 
 


では
 
あなたが
関係性を築いている人を
改めて思い浮かべてみてください。
 
年齢層は?
 
住んでいるところは?
 
どんなことをしている人?
 
深い話ができる?
 
あなたと同じところは?
違うところは?
 

これらの幅が
狭くなっているな、と
感じるときは
 
これまでの行動パターンや
人間関係のパターンを
広げるチャンスかもしれません。 

 


 

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