今日は父の日。

 

私にとって、実家の父は
 

基本的にはやさしいけれど

どこか怖い、

話すのに気を遣う人でした。

 

それは

私が勝手に

壁をつくっていただけ
だったのですが。

 


今、父が元気で
生きていてくれることが

本当にありがたいと
思っています。

 

-----------

 

今回ご紹介する絵本は、こちら。


やまなし (えほん宮沢賢治ワールド)
原作:宮沢賢治
絵と構成:武田美穂
理論社

 

小さな谷川の底の

ふたつのお話です…

 

 

1923年(大正12年)4月に発表された
宮沢賢治の短編童話が
元になっています。

『やまなし』は
長年、小学校6年生の
国語の教科書に
採用されているので

 

国語の時間に
勉強した覚えがある、
というかたも
いらっしゃるかもしれません。

 


この作品は

 

宮沢賢治の名作が
低学年の子どもたちも
分かりやすいように
作られている


「えほん宮沢賢治ワールド」
シリーズの5作目。
 


二匹のカニの兄弟が

谷川の川底で
話をしています。

 

水面を通り過ぎる
魚を見たり

 

その魚が
いきなり水に入って来た
とがったものと一緒に
いなくなったり

 

黒い、丸い、
大きなものが落ちてきたり…

 

 

カニの兄弟は
それらのことを

父さんガニに話します。

 

父さんガニは

小さいカニたちを

 

「大丈夫だ」と励まし

 

「あれはやまなしだ」と
教えます。

 

 

父さんガニと話しながら
兄弟のカニは落ち着いて
 

新しい経験を重ねていくのです。

 

 

実は「やまなし」は
難解な文章としても
知られていて

 

文中に出てくる
「クラムボン」とは何か、など
様々な研究や解釈が
なされています。

 

この作品では
 

武田美穂さんの絵によって

文章表現の美しさが

可視化され

 

構成の工夫で
親しみやすさが増しています。


宮沢賢治作品のおもしろさに触れ

原作に興味を持つ

入口にピッタリのシリーズです。
 

 

 

☆本とつながろう・あそぼう・まなぼう☆

コネクトブックokitama
正会員・賛助会員・協賛募集中!

ぜひぜひ、応援お願いします!!

     ↓ ↓ ↓

 

 

 

 

☆金子聡子の情報はメルマガを中心に発信しています

 

登録も解除もすぐにできるので

お気軽にどうぞ^^

 

 

-----------------------------

金子聡子LINE公式アカウント


気軽な1対1トークが可能です。

 

友だち追加