私には「師」と慕う方が
二人います。


一人は
書道の師である
福田房仙先生。

もう一人は
着物をはじめとした
日本文化の師である
地元の有名料亭の大女将。


実は、お二人とも
全く同じことをおっしゃいます。


「これが基本です」


「基本ができていれば
そこから応用するのは
いくらでもできる」

「真似をして
形を覚えて」

「形が分かっているうえで
崩すのと、
分かっていなくて
崩れるのとでは
美しさが全く違います」




日本の芸事の中には
『守破離』ということばがあります。


まずは師匠から教わった型を
徹底的に「守る」

その型を身につけた者は、
師匠の型や他流派の型なども含め
それらと自分とを
照らし合わせて
研究することにより、
既存の型を「破る」

さらに鍛錬・修業を重ね、
師匠の型と
自分自身で見出した型の
双方に精通していくと
型から「離れ」
自在となることができる


現代社会は、
技術の進歩がすさまじく


昔のように師について
何年も修行するというよりも

動画で学んだり
簡単にできる道具を
使ったりするほうが
多くなっています。

もちろん、それによって

興味を持つ人が増え
文化が継承されていく面も
当然あります。


修業とか
師匠とか
今の時代に合わない、と
言う方も
いらっしゃるかもしれません。


でも、実は
どんな分野であっても

「質を上げたい」
と望むときには

この『守破離』の考え方が
根底にあるように思います。


師匠は
自分より年齢が上の人とは
限りません。


自分が今よりも
さらに深めたい分野において

「この人!」と思える人と
出会えるのは
とても幸せなことですし

一つの分野において
追求していく経験や時間は

そのほかの分野にも
波及していきます。


自分がやりたいこと
続けたいことの
「基本」になっているのは
何だろう


それを改めて
洗い出しているところです。

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