今日は子どもの日。

自分が子どもの頃、

大きくなっていくにつれて
 

できることや
行けるところが増えて

うれしいなあ、

 

と思っていました。

 

 

大人になってみると

 

子どもたちが成長する姿を
目にするのは
うれしいと同時に

 

ちょっとだけ

淋しいものですね。

 

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今回ご紹介する絵本は、こちら。

 

わすれていいから
大森裕子
KADOKAWA


 

ここは おれのなわばり。

 

そういえば、

 

初めておれが
ここに来たとき

 

お前 いたよな…

 


子猫が連れてこられた家には
人間の赤ちゃんもいました。

 

猫はあっという間に

大きくなりますが

人間は
ゆっくり大きくなります。

 

赤ちゃんや
小さい子どもに対して

猫が、どこかしら
上から目線に見えるのは

 

猫はすぐに
大人になっていくから

かもしれません。

 

 

人間の男の子が
成長していく傍らに

猫は、いつもいて

 

一緒に生活しています。

 

そして

小さかった男の子は

 

小学生、中学生と
成長していき

 

あるとき
荷物をまとめて

家を出ていくのです。

 

 

この作品では

衝撃的な事件が起こることも
だれかが亡くなることも
ありません。

 

猫と共に暮らす家族の
日常の時間が
ただただ穏やかに
描かれています。

 

それだけなのに、私は

 

自然に涙があふれて
とまりませんでした。

 

 

ひだまりの中で

やさしいまなざしに

包まれているような

 

あたたかい愛情を
感じられる作品です。

 

 

 

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