『ジュリアンとウェディング』
ジェシカ・ラブ 作
横山和江 訳
この本を使って
オンラインでの読書会を
やりたいと思っています！
でも実は、
この本はまだ
世に出ていません。
現在、クラウドファンディング中で
5月29日まで達成することが
出版の条件なのです。
【女性ふたりの結婚式
『ジュリアンとウェディング』を翻訳出版したい！】
https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/8149
山形県にお住いの翻訳者
横山和江さん。
『300年まえからつたわるとびきりおいしいデザート』
『山はしっている』
『アグネスさんとわたし』
などなど、
あげはじめると
キリがないくらい
私は、横山さんのおかげで
素晴らしい作品たちと
出会うことができています。
その中の一つに
『ジュリアンはマーメイド』があります。
『ジュリアンはマーメイド』
ジェシカ・ラブ 作
横山和江 訳
サウザンブックス社
2020年5月発行
本の中にはもちろん
外国の作品もたくさんあって
私たちが日本語で読めるのは
「翻訳者」のおかげです。
現在では自動翻訳のソフトなども
たくさんありますが
文学作品の翻訳は
原作者が
そのことばを選んだ想いや
その国の文化、
時代背景、社会情勢など
様々な情報を加味したうえで
どの日本語を選び
文章化していくかを
選択していく
とても深い作業が続きます。
しかも、絵本の場合
画面全体の構成と
文字の配置や文章量が
密接にかかわっていることと
短いことばや文での
表現が多いため
シンプルな翻訳だけでは
内容が伝わりにくく
日本語による表現を
かなり吟味していく作業が
必要となります。
そのうえ翻訳出版には
原書の版権取得費用や
出版エージェント手数料などが必要で、
日本語の本を出版するよりも
制作費がかかります。
そのため、
売れ筋のタイトル以外は
発行しにくいという
状況があるそうなのです。
『ジュリアンはマーメイド』
のテーマの一つは、
LGBTです。
多様性がうたわれている
現代において、
自分らしく生きる喜び、
それを理解し合える
社会の大切さが
美しい絵と
シンプルなことばを通して
語られています。
イギリスをはじめ、
アメリカ、イタリア、スペインで
数々の賞を受賞。
ですが
翻訳者の横山さんが
様々な出版社に
翻訳出版の企画を持ち込んでも
「日本には合わない」
そう言われ続けて
なかなか実現せず。
クラウドファンディングで
出版を後押しする
サウザンブックス社と
協力することで
ついに出版が実現した、という
経緯を伺いました。
今回の
『ジュリアンとウェディング』は
その続編です。
私自身もぜひ読みたいですし
クラウドファンディングのページに
横山さんが書かれていた
「オンライン読書会など
企画いただければ、
可能な限り参加いたします！」
このことばに
うわー！！やりたい！！
という気持ちになりました。
LGBT、トランスジェンダーが
テーマと言われると
ちょっと敷居が高い、と
思われるかたも
いらっしゃるかもしれませんが
それぞれの人が
自分の感覚に素直になり
それぞれの考えが
大切にされる社会について
やさしく表現されている
作品であることは
間違いありません。
この本が出版される予定の
2024年冬以降の
オンライン読書会を
今からやりたくて、
うずうずしています♪
ぜひクラウドファンディングのページを
じっくりとご覧になり
ご協力いただけたら
とても嬉しいです！
【女性ふたりの結婚式
『ジュリアンとウェディング』を翻訳出版したい！】
https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/8149
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