絵本には、
動物が数多く登場します。


擬人化されているものもあれば
実際の生態を
描いているものもあります。

今回は、
それら二つの要素を
ミックスさせている

大人気の作品を
ご紹介します。

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今回ご紹介する絵本は、こちら。

うごきません。
大塚健太 作
柴田ケイコ 絵
パイインターナショナル





ハシビロコウです。

鳥です。

立ったまま、じーっと

うごきません…


ハシビロコウという鳥を
ご存じでしょうか。

一時期、
「動かない鳥」として
様々なメディアで
よく紹介されていました。

私が知ったのは数年前のこと。

主に、以下のような生態です。

*******

ハシビロコウ出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

<生態(一部を抜粋)>

嘴を下方へ向けたまま
直立して動かずに、
足元を通りかかった獲物を
頸部を伸ばし
嘴で咥えて捕食する。

捕えた獲物は
嘴を動かして破砕する。

獲物を狙うときは
じっとして動かず、
これは大きな体で動き回って
魚に警戒感を起こさせることを
避けるためと考えられる。

大型のハイギョなどを好み、
ハイギョが空気を吸いに
水面に浮かび上がる隙を見て、
素早く嘴で捕まえ
丸呑みする。

消化には数時間を要し、
その作業に
それなりのエネルギーが
費やされる。


******


「動かないこと」は、
そもそもが
ハシビロコウの生態です。

それだけだと
説明的な文章になるのですが

この作品では

「じゃあ、これなら動くかな?」
「これならどうかな?」

と、

ハシビロコウが
つい動くんじゃないか、と
思われるような状況を
次々に繰り出してきます。

それらがまた、どれも

え!?
なにそれ??

と思うようなことばかり。


ですが、

あれがきても
これがきても

ハシビロコウは、やっぱり

「うごきません。」

このパターンのくり返しが
たまらなく面白いんです。


この本は、これまで
様々なところで
紹介してきましたが、

小さい人たちの反応が
抜群にいいですね!


私も大好きな本なので
ノリノリで読んでますし

読んだ後に
この本を改めて見に来る人が
何人もいます。

文句なしに
カラカラッと笑って
楽しめる一冊です。


◇◇◇◇◇◇

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