ちょうど今、
新しいことが動き始め
いろいろな方と相談したり
交渉したりする場面が
多くなっています。
そんな中、
「こういうことを
お願いできないか」
と、打診されることも
いくつかあります。
以前の私だったら
”いつもお世話になってるし”
”断るのも申し訳ない”
などと考えて
「いいですよ」
「なんとかなると思います」
と
引き受けることが
多かったのですが
現在は
「お考えは分かりました。
私ができるとしたら
ここの部分です」
「現状ですと、
期待されている内容で
お引き受けするのは
難しいです」
等々、
交渉するようにしています。
それができるようになったのは
自分がやれることの
限界が分かってきたから。
思えば、これは
義母のデイサービスへの
送り出しと出迎えを
日々行う必要があるため
どうしても活動時間が
制限される生活を
していく中で
身についていったことです。
そのときの私にとっては
「自宅で義母の介護をしているので」
というのが
大義名分になっていました。
でも、現在は
「私はこうしたいので」
というように、
自分自身が望むことが
理由になって
相手と交渉することが
できるようになりました。
そして、相手にとっても
こちらの希望を
きちんと伝えた方が
その先の話をするかどうかも
判断しやすいですし
「では、この部分は
一緒にできるだろうか」
などと、
代案や折衷案を考えやすい。
自分自身を知ることは
相手を大切にすることにもつながるんだ、と
身をもって体験してきたんですね。
本当に、私は
義母のおかげで
いろんなことを
学ばせてもらったんだな。
こうやってふり返るたびに
ありがたい気持ちで
一杯になります。
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