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ビジネスケアラーのための
親子コミュニケーション相談員 金子聡子
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これを知っていれば怖くない!
介護が必要な親とのコミュニケーション
徹底解説
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◇◇◇◇◇◇


年末年始は

普段あまり親に会っていない人でも
顔を見に行ったり
連絡をとったりするタイミングです。

すこしゆっくりできる時間も
あるのではないかと思います。

今回は、

「介護状態になる前に、
親に聞いておいてよかった」

と、私が実感していることについて
2つお話します。
 

*******

 

1 動けなくなったらどうしたい?


同居の義理の両親とは
毎日一緒に食事をしていて

夕食時や、食事をとったあとに
テレビのニュースがついていることが
よくありました。


特に、年末年始は
ベテランの漫才師さんや
芸人さんが出演する番組が多く

 

義父はそれを見ながら

「この人も年取ったなあ」
「この人はちょっと身体を悪くしたんだよな」

などと、よく言っていました。

 

また、週刊誌などで
その年にお亡くなりになったかたを
ふり返るような記事を見ながら

 

「この人も急だったよね」

などの話になりました。

そんなとき、私や夫が

「もし交通事故とかで
延命治療するかどうかを
選ばなきゃいけないときはどうしたい?」


と、話題にしていました。
 

なぜなら

 

二人とも、車で通勤していたので
ずっと家にいる義理両親よりも
交通事故に遭う確率が高かったからです。

 

 

ですから、
いざというときに
家族が判断に迷わないようにしたいと
いつも思っていました。

 


「私は、延命治療はしないでほしい」

「俺もだなあ」

「でもさ、本人が話せない状態で
目の前で決めなきゃいけないと
何も分かんない状態でもいいから
きっと生きててほしいって思うよねえ」


「それも分かるけどねえ。
でもやっぱり、俺は延命はやだなあ」

 

 

そんな会話を私たちがしていると
 

義父が

 

「俺も、管につながれて
ただ生きているだけなのは
やめてほしいな」

 

と、言い出しました。


 

あー、分かる。
そうだよねー。
見てる方は辛いんだけどねー。
本人としてはねー。

 

 

と、みんなでうんうん、とうなずき。

私たちは、家族のなかで
そんな会話をちょこちょこしていたのです。

 


義父が一昨年、
自宅で転倒して救急車で運ばれ
即手術、となったとき

手術に臨む前に

もしも麻酔から覚めなかった場合
延命治療するかどうかの希望を
病院側から聞かれました。

その判断は、
数分でしなければなりませんでした。
 

でも、普段から

「延命治療は望まない」

という希望を知っていましたので
病院側にもその旨を伝えました。

(でもやっぱり、そう伝えてから
悲しくて泣きました・・・)


親に「どうして欲しい?」と聞くのは
聞く方も、聞かれる方も
抵抗を感じるものです。
 

親に質問するのではなく

「自分はこうして欲しいなあ」
伝えるような形で
話題にするのも一つの方法です。

 

 

*******

 

2 通帳や権利書、保険関係の書類の場所


私たちは夫婦は、
結婚した当初は横浜に二人で住んでいて

その後、夫の実家で
義理両親と同居するようになりました。


ですので

自営業をしていた義父が
私たちの分をのぞいた
通帳や保険等の書類を管理していました。

 

自宅を改築した際に
祖母の名義から変更した
家や土地の権利書なども
義父が管理していました。

 


でも
義父が年を重ね、
自営の仕事をどうするか
話をする機会があり

夫が自営の仕事を継がない、
と決まった時点で

 

夫が、義父から
様々な書類、通帳、印鑑などが
おいてある場所と種類を
詳しく教えてもらっていました。

 


実はその後、
夫が事故で骨折して
長期間、仕事ができなくなってしまった
時期があり

 

そのときに義父が、


「困った時は使うように」と
私に義父と義母の通帳を
渡してくれていました。

そのおかげで、
夫が仕事ができなかった時期を
乗りきることができました。


家族の中で変化があるときは
お金や書類のことを
話し合うチャンスです。
 

年末年始は
ちょっと改まったことを
話せるようなタイミングでもあるので

 

「今年はこんなことがしたい」
「これからこんなことをしたいと考えている」

 

などの、
未来の話をしながら

 

今あるものや
今管理しているものについて
確認してみることも
話題にしやすいかもしれません。

 

 

*******

私がいわゆる
「ビジネスケアラー」になったのは
2014年ごろからなのですが

夫と結婚するときに
夫の両親と同居を決めた時点で

実の母からは

「一緒に暮らすっていうことは、
お父さんとお母さんに
いつ何があるか分からない、
っていうことだからね」

と、言われていました。


夫は3人兄弟の末っ子だったので
同級生である私の両親よりも
義理の両親のほうが年齢が上で

介護が必要になる状態は
実の両親よりも早いだろう、と
うっすらと覚悟していました。


ですから、
日常生活の中でも

機会をとらえて
いろいろなことを
話題にしていたな、と
今になると思います。


何かあってから、ではなく

普段からいろいろな話をしておくことで
真面目な話がしやすくなり

親の考えを知ることができます。
 

年末年始の機会に
できそうなことから
試してみてはいかがでしょう。

 

 

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