今日は12月24日。
クリスマス・イブの日ですね。

クリスマスと言えば、
サンタクロース抜きには
語れないところがありますが
 

あなたは、
「サンタクロース」と言われると
どんなイメージがわいてきますか。


赤い服を着て
白いひげを生やしたおじいさんが
トナカイのそりに乗ってやってくる
プレゼントを持って
煙突から入ってきて…

と、こんな感じでしょうか。


今では、世界中のあちこちで
このようなイメージを持たれている
「サンタクロース」

その元になっているものを
ご紹介します。


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今回ご紹介する絵本は、こちら。

クリスマスのまえのよる
詩 クレメント・C・ムーア
絵 ミスター・ボディんトン
訳 坂本美雨
アノニマ・スタジオ




それは クリスマスの まえの よる
いぬも ねこも ねずみも みんな
すやすや ねむっていた ときのこと

だんろのそばの くつしたたちも
サンタクロースの プレゼントを
しずかに まっていて…



1822年に作られ
ずっと語り継がれてきた詩が

200年たって
新しい絵本として
生まれ変わりました。



この詩は

神学校の教授だった
クレメント・クラーク・ムーアさんが
ご自身の子どものために
一晩で作ったものです。

その後、
「セントニコラスの訪れ」として
雑誌に掲載され、
アメリカ中に広がりました。



セントニコラスは
四世紀の初め頃に実在した聖職者です。

裕福な家庭に生まれながらも
困っている人たちを人知れず助け、
子どもたちを愛したと伝えられている、

サンタクロースの
本家本元とされている聖人です。


なにしろ、200年間ずっと
愛されている詩ですから

これまでこの詩を元に
数々の絵本が製作されています。

ちょっと調べただけでも
10種類以上見つかりました。

絵の違いはもちろんですが
日本語訳の違いを
比べてみるのも
とても興味深いです。



例えば

日本で1990年代に
出版されていた絵本では

『クリスマスのまえのばん』

という訳で
出版されていましたが


十数年前から出版されているものは、
ほとんどが

『クリスマスのまえのよる』

と訳されています。

もちろん、タイトルだけでなく
本文の訳も変わっていますので

何冊か読み比べてみるのも
楽しいですよ。


それでは、あなたにも
素敵なクリスマスの時間が
訪れますように…

Happy Christmas!!

 

 

 

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