ことばは

時に人を励まし

時に人を傷つけます。


もちろん
同じことばであっても

受けとる人の状態によって
どちらにもなる可能性はあるのですが



できることならば、私は

受けとった人が
あたたかい気持ちになるようなことばを
届けたいと思うのです。


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今回ご紹介する絵本は、こちら。

きみのことが だいすき
作・絵 いぬいさえこ
パイ インターナショナル



この森には

小さくてふわふわの動物が
たくさん暮らしています。

動物たちは

悲しんでいる子や
立ち止まっている子に

そっとやさしいことばを
かけているのです…


見開きのページの片方には
ふわふわの毛並みの動物たちが描かれ、

もう片方には
シンプルな、やさしいことばが
綴られています。


「かなしい きもちはね。

ふたを しなくて いいんだよ」


最初に書かれている
このことばで
気持ちを一気に持って行かれ

ページをめくるごとに

あたたかいものが
じんわりと広がっていくのが
分かりました。

誰でも

悲しいときや
立ち止まるときがあります。

この本では

悲しんだり
立ち止まったりするのは
小さな動物の姿をしていますが


実は、自分の中にいる
小さな自分が

悲しんだり、
立ち止まったりする姿を
描いているようにも思えてきます。

つまり

ここに綴られている
やさしいことばたちは

あなた自身にも

伝えて欲しいもの。



大切な人に対してはもちろん

自分自身にも
プレゼントしたくなる作品です。

 

 

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