昨年、「やりたい!」と思っていたことを次々にやり始めた私は、

それまでの自分を否定しはじめました。


本当はこんなこと言いたくなかった

本当はやりたくなかった

いやだったけど、我慢してた…


今が楽しい、と感じれば感じるほど、

以前の自分がいやでいやでたまらない、

と、こうちゃんに言ったとき。


こうちゃんは


「”そんないやなことをしていた自分、今までよくやってたね。”って

よしよしって、ねぎらうんだよ。」


と教えてくれました。




それを聞いたときは、はっきり言ってピンとこなかったんだけど。



自分のことを知るために、様々なところに出かけたり、

話をきいたりする中で、




自分がかなり感覚で生きている人間であることが少しずつ分かってきて、


しかも、そのほうが自分にとって心地よいことも分かってきました。


それでも、一生懸命組織の中で働くために、

自分が納得するような理由で

武装しながらがんばってきたことが分かってきました。




自宅の部屋の、大好きな椅子に座って、

「ああ、私、よくやってたなあ・・・」


そう思い返していた、そのとき、


「私は、

そうやって私自身が傷つかないように、

一生懸命自分を守ってきたんだ!」



と、やっと気付いたんです。




なんて、自分はかわいいんだろう。




私は、自分が大嫌いだった。

私は、自分が一番自分を大切にしていないと思っていた。

どうしてこんな風になってしまったんだろう、と

過去を掘り返して原因を探し、

そこを直すことで癒やされようとしていた。




違うんだね。



私は、その都度、

自分を一生懸命守っていたんだ。

大事に、大事に、守っていたんだ。



私を一番大事にしていたのは、


私だった。




それに気付いたとき、また一人で、声をあげて泣いていました。




私、本当にがんばってきたね。

一生懸命、守ってくれたね。


ありがとう。


ありがとう。




今、私はたくさんごぼうびをもらっています。


小さい頃から、

受け取ることもほめられることも苦手だった私が、


いろんなものを素直にもらえるようになっています。



それが本当に本当に嬉しいです。