今日は、重陽の節句 和菓子屋さんでは、着せ綿と言うお菓子を出す所があります。和菓子職人の先人の表現力の素晴らしさを感じていただける一つです。これは、菊の上に、生綿を乗せた姿を現しています。昔宮中では、前の晩に、菊の上に生綿を乗せて、その露を綿に移し、それを次の朝使って、体を清めて、無病息災、美と健康を祈ったとされています。日本の5節句の一つでもあります。そんな姿を和菓子に写し取り、表現し思いを込めたこの和菓子、素晴らしいと思いませんか?アンネルネでも、毎年登場する練り切りです。