聲の形」 

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声の出演:入野自由、早見沙織、悠木碧、小野賢章、金子有希、石川由依

上映時間:129分

 

メモ 小6のガキ大将、石田将也のクラスに耳の聞こえない西宮硝子が転入してきた。
石田を中心に硝子へのいじめが始まり、硝子は転校することになってしまった。
一方、石田は同級生たちの裏切でいじめの責任を一人で背負わされ孤立してしまう。
5年後。心を閉ざしたまま高校生になった石田は……。


大嫌いだった。
もう一度、会うまでは。

 

劇場公開日は2016年9月17日。

TVで放映されていたのを見逃したのでレンタルでみました。

気分悪い内容なのに、なぜか最後まで目が離せなくて涙が流れてしまう映画でした。

 

 

小6だったら耳の聞こえない人をいじめるなんて良くないことだとわかるでしょう。

一生懸命、コミュニケーションをとろうとしているのに、、、。

 

 

声の出し方が違うことに「え?」となる同級生たち。

初めてのことだと驚くのは当たり前だと思います。

だから担任が、聴覚障害について、サポートについて、小6生徒に伝わるような指導ができていたなら。。。と思ってしまいました。

 

 

硝子ちゃんの件はすべて石田のせいとなってしまい孤立してしまう。

そんな石田に声をかけてきた硝子ちゃんと取っ組み合いのけんかになってしまって、結局、硝子ちゃんは転校することに……。

 

 

石田はだれともコミュニケーションをとらないまま高校生になり、人間不信もあってクラスメイトの顔には☓がついた状態に。

 

あることを考えていた石田は、決行するまえに硝子ちゃんに手話で謝罪しようと思っていたのですが、「友達になって」と伝えてしまうんですよね。

びっくりなことに硝子ちゃんはそれを受け入れるんですよ!

私ならどうかな。きっと無理。

 

石田と仲良くしていることを知った硝子ちゃん母の反応は、わかるわー。

なんで石田が家にいる?

なんで連れてきたの?

ってなるよね。

 

でも。

さすが硝子ちゃんの母だわ。

わりと早めに受け入れる努力をするんですよ。

私だったらできるかな??? こちらも無理ですな。

 

 

その後。

硝子ちゃん家族と石田で花火大会に行ったとき。

硝子ちゃんがとんでもないことをしでかします。

いやぁぁぁ、ちょっとつらすぎて見てられない。

みんなそれぞれつらい。

 

人はさまざまな体験をするために生まれてきたとはいえ、硝子ちゃんも石田も波瀾万丈すぎる10代を過ごしてる。

思いを伝えられないもどかしさ。

人間不信からだれともかかわりたくない。と思ってしまう気持ち。

まわりの同年代の子たちはキラキラしているのに。というギャップを感じるしね。

 

石田みたいな小学生はいる。だけど好きではない。

高校生になった石田は、応援したくなる。

小学生の硝子ちゃんは、尊敬しかない。

高校生になった硝子ちゃんは、ヒヤヒヤしちゃう。

 

もう観たくないな。と思っていたけれど、機会があればまた観てみようかな。

息子は名作だと言っています。