『インファナル・アフェア』のⅡ・Ⅲは、まだ観てないのだけれど、、、。
リメイクとはいっても別モノとして観てきました~。
「ディパーデット」 ( → 公式HP )
出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン 、マーク・ウォールバーグ 、マーティン・シーン
上映時間:152分
ビリー(レオナルド・ディカプリオ)の家族には犯罪者が多い。そんな生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業した。
ところが、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられてしまう。
一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられたコリン(マット・デイモン)は、コステロの指示で警察官になり……。
危険!この男たちには《ウラ》がある。
アホ過ぎて情けなくなることばかりなんだけど、今回はそんなおバカなおつむに感謝。
あの、
衝撃的な出来事すらすっかり忘れてました! アハ
ぎゃッ! と新鮮に衝撃を受けてから、そうそう、そうだった。。。と思い出すというありさま。
最初から最後まで、すみずみ、堪能してきました~。
早々、おサル顔のマーク・ウォールバーグらに嵐のように罵倒の言葉を受けるレオ演じるビリー。
オマエは何様。だれからも微塵も突っ込まれることない完璧な一族なんかっ!
とビンタしたろーかと思うほどの憎たらしいヤツなのね。
この時点で、ビリーに感情移入ですよ。
ところが、ビリーはがまん強く口数少なめ。
アンマリーの方がきぃー!ってなっちゃたわ。
警察に入ったというのに、潜入捜査のためにワルたちのなかで暮らすことになっちゃうんだな。
しかも刑務所から。
徹底してます。
あくまでもマフィアのボス、コステロに近づくためなんだけど、けっこームチャやるの。
ビリーの家族は犯罪者だらけというで、怪しまれないんだもん。
マーク・ウォールバーグらって完璧な人事だわ。
ジャック・ニコルソンって存在感あったわ~。
笑ってても真剣なまなざしでも、同じくらい不気味なんだもん。
ボス自ら人体解体でもしたんか? って想像しちゃうような血だらけで登場したりするんだからー。
そんな冷酷コステロの犯罪し放題を間近でみているビリーは、
いつまで野放しにしておくのか?
なぜ逮捕に踏み切らない?
とモヤモヤイライラするわけです。
コリンというガキをかわいがり、警察に仕立てて捜査の情報を流させてんのね。
構想何年?
15年くらい?
やがてコステロ側にも警察側にも内通者(=ネズミ)がいるということがわかり、ハラハラドキドキはしっぱなし。
いつどんなカタチでネズミが判明するのやら、、、。
1人だけ女性が登場するんですが・・・。
コリンが職場のエレベーターでナンパする精神科医です。
後にコリンと一緒に暮らすことになるのだけれど、
ごめ~ん。
好みでも魅力的ではなかったのでどーでもいいや。ってかる~くみてた。
ところが、
え?
ビリーとも。。。なの?
情に負けて(だと思うんだけど・・・)そこまでお相手しちゃうのって、精神科医としてやってけんの?
と余計なことを心配しまう。
だけど、ビリーから受け取った手紙が重要なの。(ラブレターじゃないよ)
ビリーは堂々と警察として生きていくことができるのか。
コリンは精神科医と幸せになれるのか。
上映中、ぜひ劇場で。
メインの3人以外の人物にも、いつの間にそんな設定だったの? って人がいたりするよ。
上映時間152分、スクリーンに釘付けだからね。
ホント、最後の最後まで気を緩められない。
少々気が引けるけれど、、、最後、ざまーみろって思ったね。
第79回アカデミー賞主演男優賞ノミネートはナットク!
熱演でした。