年末年始に読んだ本、2冊、ご報告。 | ちょこっとブレイクタイム

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大分時間かかっちゃったけどやっと読み終えた本がこれ。
(亜土ちゃんの本の前に読み終えました。)

「おひとりさまの老後」(著・上野千鶴子)

たしか、これも仕事絡み。
本の帯には
「結婚していようがいまいが、
  だれでも最後はひとり」

なるほどー。
子供がいてもいなくても、死ぬときはひとりだし
うちは子供がいないし……
と思って読んだけど、結局、最後は
ひとりもんの話になってました(^_^;

自分の資産を担保にして施設で面倒をみてもらう
リバースモーゲージの話なんかも出てきて
そういうのは結局、
子供がいると相続分が減るって反対されることが多いので
やっぱずっと働いてきたひとりもんが楽よね♪
みたいな視点もあったりとか。

何となく毎日毎日、何となく今目の前のことだけをやって生きているけど、
今後の人生について、かなり考えさせられる本でした。

それと、最近「婚活」なんて言われてるけど、
そもそも何のために結婚するのかというのなんかも
考えちゃいましたねぇ。

もしかしたら、夫になる人の両親の介護や、
夫の介護のために結婚するのかしら。
そんなのまっぴら! みたいな。

昨年末に朝日新聞で連載されたいた「孤族の国」っていうのにも
都会の孤独死とか、婚活に励む中高年やら
嫁がこない過疎化が進む地方の町とか
いろんなひとり身の人を特集していたけれど、
「赤い糸、今日も見つからなかった
  「やはり孤独死かなあ」」
なんてタイトルがあったりして、
孤独死したくないから結婚したいっていう視点そのものも
きっと、上野千鶴子さんからしたら、アホか!
って感じかもしれないという視点の違いでした。


まあ、この「孤族の国」の伝えているのは今の現実なのであって、
そういう人たちやそういうこともあるということなので、
私は否定する気もないし、それはそれで
やはりひとりっていうのは、ちょいと寂しいですからね。

どちらも読んで、ちょっと考えてみるっていうのも
いいんじゃないでしょうか。。。

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それと、これも大分時間かかっちゃった本。
やっぱり年末に読み終えました。

「日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率」(著・浅川芳裕)

これについて語るには、ちゃんと理解しないと無理と思って
ここに報告するのはかなりためましたが、
まあ、私なりの理解でちょいとご報告です。

この本は、よくニュースなんかで発表されている食料自給率
これについてカラクリがあるということを書いています。

カロリーベースで算出しているらしいことは、
私も長野県でよく聞いていたので知っていました。
キノコが特産品の長野では、カロリーベースで計算されるので、
この自給率がメチャ低くなってしまうのだとか。。。

だから、そんな話になるのかと思いきや、
農水省発表の食料自給率は
1人当たり食べるのに必要な量が自給率ではなくて、

(国産+輸出)供給カロリー÷人口
-------------------
(国産+輸入-輸出)供給カロリー÷人口

ということらしいのです。

これで計算すると、2008年のデータでは自給率が41%。

分子が国内で生産された農産物のカロリーで
分母は、我々が実際に摂取している農産物のカロリーではないもの。

この分母には、各家庭での食べ残しや
コンビニの廃棄分や、ファストフード店やファミレスでの残渣
なんかも入っちゃっているので、
必要な量というわけではないとのこと。

自給率にはもう一つ、生産額ベースの計算もあるので、
そちらにすると、なんと自給率は66%になるのだそう。

でね、結局、輸入をたくさんするといつまでたっても
自給率は上がらないそうです。
で、別の視点から見れば、国が貧乏で全然輸入できなくて、
それでも食料が足りないって国は、自給率100%。
だから、そもそも自給率とか言っていること自体がおかしいってこと。

どちらかっていうと、食料が足りるかどうかというのは、
国力があるかどうかにかかっていて
生産過剰な国はどんどん輸出したいのだから
それが必要でお金がある国はどんどん買えるし
逆に買わないと、生産国が困るという世界の図式もできているようです。

だから、自給率が低いからって食料が足りなくなることはないから大丈夫だよってこと。

まあ、そんな感じ。

あとは、農家に対する個別所得補償制度にも言及していて
日本の多くは兼業農家で、大体がほかでの稼ぎもあって
週末に農業をやっているようなところが多いし、
年金で暮らして、趣味で農業みたいなになっている老人もいるのに、
そういうところに補償してどうするんだと。

これが、世界を視野に入れた農業者たちの障壁になっているのだ
といったことが書かれてました。

この辺になると、政治絡みの話ですんで、もうかなり難しい。
というより、政治家じゃないんだから何とも言えない。
そういう考え方もあるなということで
何とか読み終えました。。。

兼業農家の実態は、私にはわかりませんからね。
ただ、これは輸出が禁止されている米に限っての話だそうですから、
やっぱり自分たちの食べる分だけつくってるとなると、
補償されても……てなことですかねぇ。

難しかったけど、もう一度読む気にはなれない。
ホント、勉強になったけどさぁ。。。

でも、おかげでテレビで食糧自給率が低いことで
あおっている人を見ると、浅いなぁなんて思っちゃうこのごろなのです。

大して理解していないかもしれませんが、ご報告はここでおしまい。
1冊ずつではとても報告しきれなかったのでまとめました。

ここまで読んでくれた方、どうもありがとう。