いつまでアラフォーだろう?

と最近気になっていたので、ブログ説明をアラフォーにしました!

ミドフォーやアラフィフなど毎回変更するの忘れそうだけど、これなら間違いないよねニコニコ



お出掛け記録、目黒雅叙園~。
初めて行きました!

昭和モダン×百段階段 展へ。



ででん!
目黒駅から近いのでゆっくり歩いて10分もかからないくらい。早い人なら5分くらい?

どのルートを通っても着くまでにまあまあ勾配があるので、足の悪い方はタクシーや時間が合えばシャトルバスが良いです。


雅叙園のロータリーから建物の中に入って左側に百段階段の受付が。
事前にチケットを買ってあったので、QRを見せてエレベーターへ乗り込みます!


左側の写真は3階のエレベーター扉なんですが、螺鈿で縁取った荘厳な装飾がすてき。
非日常への誘い。
黒い部分は漆かな?

天井も高くて立派なエレベーターです。
このエレベーターだけでも見る価値あるなあと感じます。

まさに豪華絢爛!


エレベーターを降りたあと、百段階段へは靴を脱いで進みます。ビニール袋が準備されているので、自分でもって移動する。

進んでいくとショップ。
受付は人が少なかったけれど、中には結構な人がいました。まあGWだものね。

ショップの手前に階段があり、右へ進むと百段階段です。


百段階段は雅叙園唯一の木造建築部分で、7つの趣向を凝らしたお部屋が99段の階段で繋がっています。

↓公式より


各部屋の天井や欄間などには、著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれていて、それを見るだけでも大満足目がハート

お部屋だけでも十分素敵だけど、今回は昭和のモダンガールにちなんだ展示。
季節ごとに色んな展示を企画していて、美術館的位置付けなんでしょうね。

昭和モダンガールをイメージした衣装展示は松竹衣装提供。

フォトスポットがいくつかありました。

漆(たぶん)と螺鈿で縁取られた格天井にびっくり。
中の絵は繊細で、アンバランスかと思いきや意外としっくり来る。

一段上がる縁も螺鈿の細かな細工が。
畳の縁の幅が普通より大きいのが珍しくて撮ったけど、螺鈿の細工が万華鏡みたい。

木組み。

いろんな装飾の窓がありました。

次の間はたしか色んなお伽噺が掘られたお部屋。
漆喰装飾だったか、木を掘ったんだったか忘れてしまった…
たぶん漆喰。
漆喰装飾といえば山形の銀山温泉のイメージ。
直接行ったことが無いのでいつか泊まりに行きたい~!


装飾の壮大さにビビる。
床以外はほぼ全部じゃないかな。
天井まで!

昭和モダンの展示。
ここは香水瓶などかな?
下はクッキー缶。

物が溢れる今の時代でも、数十年後見たら「レトロで可愛い!」となるのかしら?


こういう窓の装飾は新しい家だとほとんど無いですよね。
可愛いから需要あると思うんだけど、コストが…


次の間もフォトスポットがありました。

バーカウンター。

ここは四季の草花が格天井に描かれていました。

昭和デザインかっこいい~。素敵~(語彙…)
大正末期~昭和を生きた小林かいちという人の作品。
木版作家で、当時すごい人気だったそう。

竹久夢二の展示もあったのですが、写真撮らなかったアセアセ

廊下にも天井絵が。

江戸川乱歩の「人でなしの恋」×イラストレーターの夜汽車さんの世界観の展示もありました。

小説のテキストもや夜汽車さんのイラスト、作中を彷彿とさせる展示があります。
これが結構面白くて見入ってしまった。

NHKでドラマ化もしくは朗読劇などありそう。。


各部屋の外側には縁側のようなスペースがあります。
天井。
ちゃんと作り込まれていてさすが。

いつの間にか最上段。
「百段階段」という名称だけど、99段なんですって。
不完全に意味があるんだったかな。

最上段のお部屋。頂上の間。
雨戸などが無く解放されていて、天井が高くて開放的。
一番好きなお部屋でした。居心地良さそう。
高縁が一番広くとられています。

こちらも天井に絵が。
ステンドグラスが展示されていました。

大好きな中原淳一の展示もここ。
展示点数は少なめ。



階段途中にはこんな遊び心もありました。

最後にミュージアムショップを覗いて終了~
今回の展示のオリジナルグッズよりも、既存グッズを集めて展示している印象。

素敵なものが沢山並んでいたけれど、タンスの肥やしになるので今回はなにも買わず。。。


帰りがけ、雅叙園のロータリーで生き物発見して思わず撮りました!

目黒は都会だけど自然が多くて良いなあ。。
戦中や戦後の混乱期を経ても色んなものが残っていて、日本って改めて素敵だし、遺そうと奮闘した人たちはすごい。

今後もしっかり愛でに行こうと思います目がハート