これ、見た人いますか?
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フジテレビ クリスマスドラマスペシャル

「わたしに運命のなんてありえないって思ってた」

 

 

 
「逃げ恥」最終回の裏。
ひっそりと(→違う)、フジが放送した単発のスペシャルドラマ。
 
 
主演は多部未華子さんと高橋一生さん。
 
最強「逃げ恥」最終回の真裏に恋愛ドラマをぶつけてくるなんて、フジも頑張るなあと、その心意気とキャストに惹かれて録画したのでした。
 
 
 
ここからさきは、あーでもない、こーでもないと、独断と偏見に満ちた感想?クレーム?なので悪しからず。
 
 
 
 
多部ちゃん
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個性のある可愛さ。お芝居も好き。
美しいなあと思うのは武井咲ちゃんや中谷美紀さん小雪さん綾瀬はるかさん…キリがないけど、彼女のような可愛さも持つ女の子は憧れ。
 

 

一生くん。

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同世代(つい応援したくなる)で、若い頃から第一線。最近再び人気上昇中。
馴染むお芝居と、空気の掴み方も好みだし、コメディセンスもあって好きです。
自然だけど自然じゃない。絶妙です。
 

 
感想は、
フジよがんばってくれ。
でした。
(何様ですみません(^_^;)
 
 
フジテレビのドラマ、スポーツ紙などでもたまに出ますが、「マンネリ化」や「ジャ●ース頼り」とかは置いておいて、つまらないと感じること多々。
 
昔の栄光はどこへ行ったのか。
でも、いつかきっと取り戻してくれると信じたい。
 
ahaha;*ahaha;*ahaha;*ahaha;*ahaha;*
 
 
物語は疑似恋愛アプリのライター・多部ちゃんが、高橋一生くん社長のベンチャー企業の新作ソフト制作に関わるところから。
 
 
ワンマン社長に楯突くヒロイン。→よくある。
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出会いは最悪ってやつです。
 
 
女心を全く理解できない、イケメン高スペックの社長の恋愛指南をする事に。
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合言葉は「ふがいない」
 
 
次第になんでも言い合える良き友になり、
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社長を好きになってしまう。
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この一生くんは坂口健太郎くんに似ているな。

 


片思いの彼女に送るプレゼントを一緒に選んだり

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ここで「お前にも買ってやろうか?」出た。
 
 
告白の手助けをしたり(LINEで)
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社長は晴れて両思い。
 
 
彼女できたのに風邪で寝込むヒロインを見舞う社長にブチ切れて、勢いで告白。
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部下のクーデターで社長は解任され
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落ち込んだ時に声を聞きたい、隣にいて欲しいと思ったのは意中の彼女ではなくヒロインだった。
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そして、イブに2人は結ばれる。

 
 
「王道」を行く恋愛ドラマです。
 
 
そのほかにも
「王道」→走る。
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「王道」→イケメン(志尊淳)にドキドキ
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「王道」→公衆の面前で心情を吐露→絶対ない。
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王道を貫こうとする演出は嫌いじゃない。

 

 

 

本編と直接関係ないけれど、私的に色々心残り。

 

 

Barもとい、喫茶店のマスターの田中要次さん。

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フジテレビならやっぱりここは「あるよ!」を聞きたいのに言わない。

言いそうで言わない演出ならアリだが、そうは感じられなくて、中途半端やった。

 

 

衣装と小道具、ちょいちょいイマイチ。

高橋一生くんのモノトーン衣装はまあまあでしたが、多部ちゃんが…もっと可愛いのに…

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この同窓会に着てきたワンピースも似合っていなかった…

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仕立ては良さそうなレースのワンピースだけど、なんだかな。

 

そしてこれ。

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(他の女優さんに比べて)背の低い彼女にボワッとブラウスとスカンツだかガウチョパンツ。

似合ってれば秋冬で良いが、夏っぽい。(→冬の設定)

 

 

一つ一つは素敵な衣裳だけど、トータルで多部ちゃんに合うコーディネイトになっていなくて、残念でした。

可愛い彼女の良さをもっと引き出してーーー!

 

 

このプランナーさんは原色を使いたがる傾向。

青カバンや赤アウター。

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ボワッと着させるのが好きらしい。

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赤いカーデガン…似合いそうなのに似合ってない。

 

ちなみにこの田中要次さんのカフェ、篠原涼子さんの「オトナ女子」で使われてた素敵カフェ。

行ってみたい。

 

 

志尊淳くんも衣裳がイマイチでした。

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特に体型に合っていないこのスーツが…

サイズがでかい。

メガネもかけたりかけなかったり。

 

髪の毛も長くて中途半端や…

クールとクールの合間に出来る条件で撮りました感を感じた。

 

 

多部ちゃんのヘアメイクも時々微妙で、流行ってたネジリ多様の可愛い系アレンジなのだが、たまに後れ毛が本当の乱れ髪みたいだったり、メイクも若干濃い目でナチュラルな彼女の良さを活かせていない…


 

ちなみに多部ちゃんの役名は白野さん

 

上の写真で読んでいるのは「シラノ・ド・ベルジュラック」で、ここで白野さんの設定へのリンクが明かされた。

コンプレックスの塊シラノは美男子友人のために自分も愛する人へのラブレターを代筆する。

 

あーそういうことだったのね。

 

どうせ「シラノ…」を出すなら、もっと徹底的に現代版「シラノ・ド・ベルジュラック」を作れば良かったのにと思ったり。

ヒロインを自分にめっちゃコンプレックスを持っている今時女子にするとか。

社長をシラノにするとか。

 

 

あと、一番のツッコミは関テレ制作なのに舞台が横浜だということ。

「元町」ならせめて神戸で撮れば良いのに……と。

神戸のクリスマスもさぞ素敵と思われ。

 

 
役者さんの好演はあったけど、昨今のフジテレビに感じる中途半端がよく出ていたドラマでした悲しい悲しい悲しい
 
 
 
ドラマの本筋とは全く関係ありませんが、ちょっと感じ入ったところ
 
社長の「パソコン一つで世界を変えられる」(だったっけ?)座右の銘。
 
父子家庭で育ち、父の仕事の軽減のために高校生のころソフト開発をして、親子の時間を作った、と。
 
本来デジタルは人間の生活のサポートのために生まれたはずなのに、現代ではそれがメインになって、本当の人と人との交わりが薄れて無くなってきているこの矛盾
 
以前から言われているけど、ちょっと忘れてた。
これは結構良いテーマだなと思いました。
 
物語では全くテーマとしては扱われていなかったけどあんぐりうさぎ
 
 
 
このドラマを見てのわたしの感想としては、
 
「シラノ・ド・ベルジュラックにもっと寄せる」か、
「デジタルと人間、矛盾の提起」
 
(どちらも良くある話)
このどちらかに絞ってスペシャルドラマを作ったら面白かっただろうな、という結論に至った。
 
 
 
 
作る方はめっちゃ大変で、色々こだわって吟味して作ってるのに、適当なこと言ってすみませんサッ
 
でもこれが無責任な視聴者の醍醐味てへぺろうさぎ