本の話 | 鈴木杏オフィシャルブログ「たゆたう、と。」Powered by Ameba

本の話




こにちわ~
お元気ですか?

さてさて最近読んだ本をばばばば~っとご紹介いたします☆

まず、上の写真。
ともさかりえちゃんの「徒然note」。
なにせ、りえちゃんの文章、大好きですから私。
お料理のレシピまで載ってるぐらい、生活感のある、のほほんと出来る温かい本です。
私みたいなせかせかせかせかしてしまう人は
こういう温かさが効きます。
いいです。





いわずもがな。みなさんご存知だと思います。
今映画も大ヒットしている「容疑者Xの献身」
「Sister S」の時も松さんや鋼太郎さんが読んでいて気になっておりました。
したら家にありました(母がミステリー好きなんで)。

さらっとしているように見えて
人一倍人を思うような人たちの話。

トリックもさることながら、そんな人間臭い感じが好きでした。








いんや、これは面白かった!!!
大好きな作家、伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」
いんやぁ~素晴らしい!!
あらすじ自体は単純なのだけれど
人間関係の描き方、それぞれのエピソードが素晴らしい!!
私は、笑い泣きしながら読みました。
しかし、伊坂さんは本当にロマンチストだな~。
ココ最近でトップです、この面白さ。
今は、会う人会う人にオススメして歩いてます。






こちらも同じ伊坂さんで「魔王」
文庫版になるのを待っていたのだよ~。
ちなみに私は断然文庫派であります。
持ち運びしやすいし、コンパクトだし、並んだ時に違う本でも独特の統一感があって。
文庫本コレクタ-といっていいぐらい、文庫本好き。
上のハードカヴァー達は待ちきれない母が購入して来た本達です。
それはそれで、重さも大きさもいいんですけどね。

さて「魔王」
こちらはなんか切ないお話であります。
儚いお話だな~って。

どうにもできないことは、どんなにもがこうが、どうしようもない。

悲しくても、それが現実だったりね。
ひんやりと尖った作品を読んだり観たりもたまにはいいのではないでしょうか。







シェイクスピアの「十二夜」
喜劇です。ヴァイオラという役に凄く興味がありまして。
面白い!!
単純なんだけど、可笑しく、どこか切ない。

恋は盲目、目の前の恋人、貴方は本当にちゃんと見えていますか?
自分の見たい様にみているだけじゃないですか?

毎回思うのは400年程前に書かれたものが今にもピッタリ当てはまる、この普遍性。
コトバは慣れるまで難しいけれど、
話はとても単純で親しみやすい。

たまには、シェイクスピアなんぞも如何ですか?



あと、写真はありませんが

友達から誕生日に貰っていた

枡野浩一さん「ショートソング」
吉祥寺が舞台になっているし、登場人物の年齢が近いこともあって
とても親しみ易い。
そしてなにより、途中途中で出てくる短歌がとても魅力的。


短歌と聞けば難しく考えるけれど、もっと身近に感じてもいいんだ。


最近は、この本の影響で暇があると短歌を作って遊んでます。
しかし私、人から頂いた本を手に取るまでに時間がかかる。
ツイツイ、自分が買って来た本ばかり読む。
いけない癖だ。



山本文緒さん「アカペラ」
「ゴールデンスランバー」に続いての私の中でのヒット。
なかなかどうして私はちょっと苦い話に惹かれるのだろう。
苦かったり、ぴりっとしたり。


その人が幸せだと思う瞬間は、他の人からみたら異様であったりどうってことなかったり。
つまり、幸せというものは体験する人それぞれが感じればいい。
そして幸せ、それは儚さと隣合わせ。


そんな気がしました。



今月に入って読んだのはこんな感じです。
そしてあっちゅうまに月末。ああああああ、ビックリ。

「はねるのとびら」OAは来週に変更になったそうです。
なので今夜は予告が見れるかも♪