第５回目の「Zoomで効くハーブティーレッスン」のテーマは、不眠と
カモミールでした。不眠とは「お布団に入って３０分以上眠れないこと」をいい
日本人の５人に１人は、不眠の悩みを抱えているとされているそうです。
良質の睡眠の３つの条件や、睡眠の役割についても分かりやすく説明
していただいたあと、カモミールとその他にも活用できる数種類のハーブ
についてご紹介いただきました。
ジャーマンカモミールは不眠だけでなく、胸やけ、胃炎、疝痛（周期的に
反復する発作的な内臓痛のこと）、生理痛、冷え性など幅広い薬効を
示すため「緑の薬箱」の中の定番ハーブになっています。
禁忌や副作用については知られていませんが、ジャーマンカモミールは
キク科なのでキク科アレルギーの方には注意が必要です。
私はヨモギ（キク科）がアレルゲンの一つになっているので、飲まないという
わけではありませんが、シングルで多量に服用することは控えています。
「ピーターラビットのおはなし」より
きのどくに、ピーターは そのばん、おなかのぐあいが よくありませんでした。
おかあさんは ピーターをねかして、かみつれをせんじて、ピーターに
１かいぶんのおくすりをのませました。
「ねるまえに大さじ１ぱいですよ」
※ジャーマンカモミール（和名：カミツレ）
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不眠の時に飲まれているハーブの中の一つに、バレリアン（西洋カノコグサ）
があります。ヒポクラテスの時代から不眠症に用いられてきたそうです。
今回のブレンドハーブティーの中には入っていませんでしたが、そのわけは
匂いが強烈だからだと思います。お香で使う、吉草香の香りによく似ていると
思ったら、吉草香はオミナエシ科カノコソウ属の鹿の子草のことでした。
西洋ハーブと和のハーブがつながりました～
昨年から育てていたバレリアンが、白くて可愛い房咲きの花を
咲かせてくれました。
恐る恐る香りを嗅いでみると根部からは想像できないくらいステキな
香りでした。例えて言うならイランイランのような、ちょっと甘くてエキゾチックな
香りでしょうか
目で見て触って香りもかいで、そんなふうにメディカルハーブたちと
付き合っていけたらいいなぁと思っています。