各天体

惑星・天体を「行動の機能」<人物>、

12サイン(星座)を「雰囲気や状態」<衣服・ヘアメイク> と考えるとわかりやすい。

 

月(0-7歳、心・日常の繰り返し・無意識の安定感覚)

自分の感情のルール。安心感や落ち着きのある場所。

人格の基礎・感情を示す。

 

水星(7-15歳、知性・コミュニケーション)

自己の存在をどのように外部へ発信し交流するかを意味する。

 

金星(15-25歳、魅力・感性・快楽・食べ物やファッション)

快適な生き方、物事を楽しむ能力に関係。好みや趣向、感受性。

友情や愛情などの狭い範囲の他人と作るルール。

 

太陽(25-35歳、人生の目標・目的・ゴールの姿)

生命力・権威のシンボル。どのように本質を活かし、どのような目的を持って活動するのか。

サインで自分が輝くあり方・行動、ハウスでどんなシーンで自分が輝くかを見る。

 

月〜太陽 人間の生活の基本部分の4惑星

 

 

火星(35-45歳、対外的・活力・積極的否定的)

対外的に外に強く打ち出していくので「対外的に打ち出すもの」を自分が手にしていないといけない。

人生前半では攻撃・刺激してくる事件・やっかいめの出来事

自分の目標を推進していく努力・判断力として実際に行動していく。自分という個性を社会に押し出す。

女性は理想の男性の姿も見れる。

 

木星(45-55歳、拡大・善・受動的肯定的)

物事を容認しながら拡大させていく性質なので、「拡大させていくべきこと」がないと無意味にルーズになりがち。

選択肢を広げる・可能性をもたらす。拡大してほしくないことも拡大する。

人生前半では甘やかしてくれる・引き立ててくれる存在

自分がこれまで受け取った善意・引き立てとして社会に還元していく。社会に溶け込む。

自分は何を手に入れたいのかという目的を明確にし【太陽】、活力で熱く行動に移して突き進んでいくという手順を踏んだ上で【火星】、大発展を迎え入れ【木星】なくては木星の拡大発展を実感することはできない。

12年に1度木星が回ってくるのを待たなくても、自分の内側に発展を助けてくれる木星があるので、キーワードを意識して活動するとよい。

 

土星(55-70歳、制限・秩序・トレーニング)

枠を作り、その中で物事を鍛えていこうとするので「鍛えるべきこと」を理解していないと単なるストレスになりがち。土星のある不安定なことをトレーニング(努力・挑戦)で克服し、身に付けられれば安定を手に入れられる。

人生前半では厳しいツッコミ・制限を与える存在

社会的な立場としての責任を自分で引き受け計画的に人生を進める。責任を果たして地位を安定させる。

約30年ごとに自分の土星の位置に戻ることを「サターンリターン」といい、人生目標の設定をし直すべき時期と言われる。それまで人任せにしていたことを自分自身で考えて、自分の人生を自分で責任を取るとはどういうことかを思い知り、人生の土台をもう一度固め直すチャンス。

社会や秩序などの地域・国家単位のルール。

 

火星・木星・土星 社会の中で自分を活かすための3天体

 

 

 

天王星(70-84歳、発明・部分的な改革)

21歳でこれまでの自分のやり方をいきなりへし折られる経験をすることが多い。これまでの生活・気分が一新する経験。その経験があると、日常に行き詰まった時の自分なりの解決法・生きの抜き方を自分でコントロールできるように。社会の枠から外れても自分のアイデアで楽しく過ごせる。

土星の作る秩序・規範からいかに抜けるかがテーマ。国ごとにルールが違うのが土星の限界だが、国を超えて共通のシステムにしようというのが天王星のイメージ。新しいシステムのために古いシステムである土星を破壊したりもする。一時的なダメージなのでその波に乗り、広い視野に対する意識を手に入れるのがおすすめ。

オリジナリティを育成すべき部分。常に新しい発見がなされてなくてはならない。

 

海王星(84歳以降、心・インスピレーション)

実体・姿がない心や意識の世界を広げる。夢うつつ、時代に流れる共通のムード、神秘的な体験。

会話がなくてもなんとなく伝わる、夢を広げたり期待したりする、のイメージ。無自覚で抱えている問題は何かを意味する。

 

冥王星(死後、極限からの再生力)

人生を一旦終えないと意味がピンとこないかもしれない。

一旦ダメになったものを根本的に立て直す。一旦ダメにならないと機能しない。

絶対支配者のイメージ。極端さ。

安定した日常を根本的に変える大変動はなにかを意味する。

 

天王星・海王星・冥王星 現実の枠である土星の外側。世代間・社会的な事件として読むのに適している。なぜこの時代に自分は生まれてきて何をしに来たのか。

 

 

アスペクト

天体同士の位置関係で見る。

 

コンジャンクション 0度

一緒に一つのことをやっている。性質が強調される。

 

 

セクスタイル 60度(間に1つ)

何かのときには協力しあう。グループが異なるのでトラインのような単調さはなく、リズム感や動きのある協力関係が可能。

 

 

スクエア 90度(間に2つ)

話が合わない。一方の天体が他方の天体の動きを停め、圧力をかけるようなイメージ。緊張感が強いが現状突破や大きな方向転換には強烈な力を発揮する。両方成り立たせようとすると難しいので、場面ごとに要素をスイッチさせるイメージで使うと良いかも。

 

 

トライン 120度(間に3つ)

常にうまいことやっている。フォローし合ったり、長所を引き出しあったりする。同じ水などのグループなのでお互いのやり方を理解し易いが単調。スムーズに物事が進むが、なあなあになりやすく現状を打破するのは不向き。

 

 

オポジション 180度

向かい合って話している(揉めるが結論も出て実利に結びつきやすい)

お互いを強く意識する、緊張感ある関係。弱点を突付きあえば何の成果も出ないが、相手の特性を自分自身の課題として克服すれば強力なパワーとして使うことができる。自分の中でどんなタイプの事柄が矛盾しているのかがわかり、その矛盾を役立たせる方法を考えることができる。

 

 

ノンアスペクト 他のサインから孤立

暴走もするが発展もする。