本要約動画で出会った"僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに(二村ヒトシ著)"

 

本書のメインテーマは、"恋愛で心にぽっかりと穴が空いてしまった人たち"の精神状態を少女マンガを通じて分析するというもの。

 

なるほどなぁ!と思ったところがあったので記事にまとめとこうと思います。

 

要約動画はこちら↓

 

メンヘラとは自分の中の感情に引き裂かれて苦しんでいる人のこと

 

愛している相手のことを束縛したり傷つけてしまうのは、「愛してる」と「憎い」の両方の感情があり、矛盾した感情に引き裂かれているから

「憎い」は言いすぎかもしれないけど、相手がすることが嫌だったり心の傷に触れるものだったりすると「なんでそんなことするの」「やめてほしい」という気持ちから、相手を束縛したり傷つけてしまうんだなぁと、妙に納得。

 

自分が束縛する側だったら、自分がなぜ嫌なのか・何の心の傷を持っているかを探すのがいいような気がするけど、相手が束縛する側だったら、どうするといいんだろうな。

相手の気持を受け入れる(相手が嫌だということを認める)・自分はそれは嫌なことだと伝える(バウンダリーを引く)上でどうするか話し合うといいのかな?まだここは答えよくわからず...

 

私は束縛されるのが嫌!ってなりがちだけど、「束縛されている」って感じてしまう(感じやすい?)ところに、何かしら自分も思い込みがありそうな。

 

心の穴を埋めたいから惹かれ合う

 

苦しみから逃れる第一歩は"心の穴に気づくこと"

心の穴は幼少期に親があけたもの

親にも世間にも誰からも押し付けられられていない、自分らしくいられる時間を大切にする

"心の穴は幼少期に親があけたもの"って、そんなに言い切って親を責めてもいいんだろうか、どんなに必死に子育てしたって穴をあけないでいられる親なんているんだろうか、と最初は感じたけど、

そこには私の「"心の穴があいていない方がよい"に決まってる」っていう刷り込みがあったのかもしれない。。

 

まずそもそも、どんなすばらしい親だって周囲からあけられる心の穴全部は防げないと思うし、"心の穴が全くあいてない人"は絶対いない、って言い切っていいと思う。

 

それにもし存在したとしても、心の穴があいていない人のほうがいいわけじゃない、きっと。

そんな人は人の痛みや悲しさや辛さがわからないだろうし、

心の穴があくようなことがないってことは、きっと人生で起きるイベントや体験できることが何もないってことで、何のドラマもないってことなんじゃないかな。

何からも干渉されてない、何にも起きてない、真っ白というか透明というかそんな存在になるんじゃないかな。

それって人生を体験するために生きてるって考えたらめっちゃ無意味なのでは。

 

大小あっても"心の穴はあくものだ"。

だから誰しも自分の心の穴に気付いて、癒やすことが必要なのかも。

 

そんなことを思いました。合ってるかはわかりませんにっこり 笑